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嘘をついてまで仕事もらおうとする人いるよねって話。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

今回だいぶ歪んだ内容の記事です。だいぶ拗らせてますが、最後まで読んでいただけれると嬉しいです。きっと何かの役に立つはず。

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なんとなく気になってたアニメ『推しの子』の第一話を、東京行きの高速バスの中で見ました。「一話の中にめっちゃいろんな要素が入ってきてこりゃすごいぞ!」だなんて思ってたら「あれ?まだ終わらない?え?」となって残り時間確認してみたら、第一話なのに80分あることが発覚、、、映画の長さやん、、、元々どういう内容か知らずに見始めたのですが、展開が読めなさすぎて、ラストも「え?2話どうなるの?」みたいな感じになり、見応えすごくあって面白かったです。YOASOBI「アイドル」ってこのアニメの曲だったんですね。普通に曲だけ聞いてたのでビックリしました。

この物語はフィクションである。というか、この世の大抵はフィクションである。捏造して、誇張して、都合の悪い部分はきれいに隠す。ならば、上手な嘘をついてほしいのが、アイドルファンというものだ。この世界において、嘘は武器だ。- 【推しの子】

上のテキストは『推しの子』の冒頭で流れる言葉です。

僕は商売のためにどういう嘘をつくのか、ということに常日頃すごく興味持ってます。『推しの子』はアイドルの話ですが、これは作曲家も同じだと思ってます。僕も嘘をつきますが、他の人の嘘も見ていて面白いし参考になります。

人気があるように見せかけるとか、大きな仕事をしてるように見せかけるとか、出来ないのに「出来ます!」ってハッタリかましたりとか、やってないのにアレ俺がやったって言ったり、まぁいろいろありますね。どこまでが嘘で、どこまでが演出なのか、それって嘘扱いされんの?みたいなすごくラインが曖昧だし、明らかに酷い嘘でない限り別に問題はないと思います。人それぞれの許容範囲も違うと思います。

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