はなぢ北条海岸2

「しつこくツイートすること」の大事さ。SNSで告知するのが苦手なクリエイターに向けて書いてみました。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

Twitterで音楽の仕事について書くより、こっちで書く方が求められてる感あるのでnoteにどんどん書きます。書きたいこと沢山あるのに全然追いついてません!今日は全文読める記事書きました。

今朝聞いたNewspicksの番組が非常によかったので貼っておきます。音楽の仕事が来ないって嘆いてる人こそ聞くといいと思います。特に前半。

僕は今年、クライアントを総入れ替えするくらいの気持ちでいました。4月くらいまではボチボチ新規営業頑張ってたんですけども、怠け癖のある僕はそれ以降挫折、、、でもまぁ、SNSでの活動のおかげで一年通して面白く才能ある人たちと知り合うことができました。たぶんなんですけど、去年の夏から自分のソロ作品の配信をはじめたこと。それまでは仕事で曲作るだけだったのでほとんど公開できなかったんです。公開できたとしてもパーソナルが伝わるものではなかった。あと一つ要因があるかもって思ってるのが、#動画共有で音楽 #バラード選手権 などの企画をやってること。「スキャットさんって面白いことやってますね」って言われることが増えました。「面白いことやりたいなー」ではなくて「面白いことやってますね」という言われることが大事。自分ができることは可視化できるようにしておくってのが僕が大きく意識してること。そういうのが今年いろいろと出来た気がします。


僕がSNSを積極的に活用しだしたきっかけがあります。それまでは、告知なんてダサイ、頑張ってるのダサイ、ガツガツするのダサイ、恥ずかしいって感じだったんです。ほとんど営業しなくても10年以上仕事が途切れずやってきてたので、ええかっこしてたんだと思います。

でも、ある時に「今まで自分でNGにしてたことをどんどんやろう」「ダサいこと、恥ずかしいと思ってたことを積極的にやってみよう」と思ったんです。その辺のキッカケの詳しいことは↓過去のブログに書いてます。
https://scatgoto.exblog.jp/27653557/

今年僕は自分がやってることを業界の人だったり、クリエイターたちに広めることを意識しました。自分の仕事に対するスタンスとかも。しつこいくらい同じようなことリツイートしました。昔なら「あー、あいつダサイ」って思ってたことです。でも、やってみると結構いい反応が返ってくるんです。これが面白い。自分勝手に作った「わにのかばん」「わに風味」「ワニなしパーティ」ってソロ曲を押しまくることで、「スキャット後藤 = ワニの曲」ってイメージがどんどんついてきてクセになってくれる人もたくさんいることを知りました。Spotifyでは今月のリスナーが「22人」とかなのに、、、あまりいろんなモノをツイートしまくるより、違和感あって記憶に残る一点を押していく方がよいなーと思ってたのは正解でした。

僕は結構、逆算することが好きで、まず「ワニの曲の方ですよね」って言われるのを想像して、そこから何をつくるか決める。ワニの曲を歌ってる人って他に知らないですもん。ワニのことを歌う意味がわからないし、記憶に残りやすい。あー、思い出した。昔、ワニの歌を歌ってる人いました。1986年にKUWATA BANDが「鰐」ってカバーをリリースしてました。1stシングル「BAN BAN BAN」のカップリング曲です。あ、爆風スランプも歌ってましたね。無理だ、ワニのセックス♪って歌ってましたね。あ、数ヶ月前にSpotifyで「鰐肉紀行」って良い曲を見つけてたの思い出しました。細野晴臣とかサニーデイ・サービスを感じます。この曲ができたエピソード調べたら面白かったので転載しておきます。↓

飲み会でワニの天ぷらを食べた夜、そこで出会った女の子にいきなり恋をし
たキイチビールが翌日にあっという間に書き上げた新曲「鰐肉紀行」


まぁ、とりあえずTwitterのTL見ながら、そこにないものを探して、しつこくゴリ押しですよ。やりたいことより記憶に残るものを選ぶ。フォロワーのTLを汚してるなーって気になることもあるけど、興味持ってくれてる人はミュートしたりしないってこともわかったし。僕のTLにも、大量の告知ツイートが流れてきたりするけど、その人のこと好きだから「頑張ってるなー、ひとつくらいリツイートしておくか」ってなったりします。

記憶に残らないと存在しないのと一緒。反応してくれる人だけと仲良くなればいいし、一緒に仕事すればいい。まだまだ僕のことを知らない人の方が圧倒的に多いので知ってもらう活動をしつこくやらなきゃなーと常々思ってます。冒頭で紹介したNewspicksの番組のホリエモンが言ってることってすごく大事だと思うし、一日に何度かツイートするのなんて習慣づけてしまえばいいだけで、そのうち効果出るだろうしって。無名なので自分がやらないと誰もやってくれない。プライドなんて捨ててどんどんと恥ずかしいことやるの大事だなって思ってます。そして年を取ると、経験値増えるとそういう事みんなやらなくなるから自分は逆にやってやろう!ってスタンス。とことん天邪鬼です。SNSは見る側にいるより、見られる側になればどんどん色んな人と知り合えます。これはホントです。

まぁ、そんなこんなで、音楽の仕事が欲しい人・いろんな人と繋がりがほしければ、しつこく自分をアピールすることをおすすめします!もちろん作戦ありきでやったほうが効果的です。あと業界の仕組みを知ってるのも大事。ファンを増やすより業界の人に自分のことを知ってもらう方が早く音楽で生活にできるようになります。頑張ってる人って応援してもらいやすいってことも、この年になってから初めて知りました。カッコ悪くてもいいので、音楽やって生きていくためにどんどんあがいて行きたいと思います!今後もその様子をどんどん有料noteで活動報告します!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あ、「わにのかばん」聞いてください!Spotifyなどで配信もしてます。



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スキャット後藤  (フリーランス作曲家)
                                      www.cutecool.jp


「青春高校3年C組」「きらきらアフロ」などのバラエティー番組、AKB48・欅坂46・私立恵比寿中学などのアイドルドラマ音楽、NON STYLE石田さん脚本の映画「耳を腐らせるほどの愛」やNON STYLE全国ツアー2019のコント音楽などを手がける。KOKUYO「しゅくだいやる気ペン」などIoT関連サウンド制作の仕事も多い。作曲家を目指す人たちに向けて仕事の取り方・進め方を教える講座も開いてる。

・フリーランス作曲家講座
https://scatgoto.exblog.jp/27691572/

宣材写真 スキャット後藤 - エディット



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