見出し画像

簡単にクオリティアップできる作曲家の営業資料、裏技編。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

昨日、作曲家になりたい人の作品集を聞いて「作曲の能力があるのに勿体ない、、、」と思う出来事があったので記事にしてみます。問題点と改善点の話です。

フリーランス作曲家のための講座』を受講してくれてる30代の男性に、「数曲作品集とプロフィールを送ってください」と伝えました。すると数時間後、5曲デモが送られてきました。それぞれの曲を聴くと、、、「あぁ、よくある感じの作品集や、、、。何かの作品の端の方で流れてそうなBGM的な曲だなぁ、、、」と。まぁ、こういう作品集でも、音楽のクオリティを気にしないような会社相手なら仕事につながると思うのですが、ちゃんとお金を出してくれるような会社相手だと通用しないラインかなと思いました。

全部が全部悪いわけじゃないです。音の使い方を聞いてると作曲の基本はできてると感じました。曲の途中で盛り上がる展開がある曲もあったので、我慢強く営業先の担当が曲を最後の方まで聞いてくれたら、「この曲いいんじゃないですか」って言ってもらえる可能性もなくはないです。でもやっぱり、営業される側って時間もない中で聞きたくもない曲を聞くんだから、少し曲を聞いただけで判断する可能性が高いです。おもしろみのない作品集って思われたら最後です。仕事につながるには、曲を聞いた人が「うわ!すごい!」って思ってくれないといけません。じゃぁ、この作品集どうすればよかったのでしょうか?僕ならこうするって改善点を具体的に示してあげました。それを書きます。

ここから先は

1,971字 / 2画像

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?