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自分が表現したいものと、商業的に求められるものの板挟みについて考える。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

先日投稿した「作曲家になりたい人は、こんな風に正確な情報を手に入れましょう」の記事、かなり沢山の方に読んでいただけてとても嬉しいです。僕の書くものも主観が強かったり、偏った意見になってることもあると思うので、「事実」と「考え」を分けて、なるべく正確に情報を入手してもらえればと思います。

さて、


僕はクリエイターとお金の関係性の話がすごく好きです。クリエイターとして生きていく場合、お金を稼がないといけません。音楽に値段をつけるなとか、あいつは食うために魂を売ったとか、自分のつくる音楽ってなぜお金にならないんだろう?とか、売れる音楽はクソつまらないとか、そういう話したり聞いたりするのは面白いです。売れるために作るものを変える人もいますし、売れることなんてどうでもよくて自分が本当に良いと思うもの・好きだと思うものを形にする人もいます。僕自身も、音楽を職業にしてますし、生きていくためにはお給料を作らないといけないので、音楽の需要について常に考えるし、どうやったらその中でやりたい音楽ができるのかも考えてます。今日は、僕が最近観たものから、そのあたりの話書いていこうと思います。


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