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2021年はじまりました。

スキャット後藤 (フリーランス作曲家)

あけましておめでとうございます！2021年もよろしくお願いいたします。今年もいろいろと音楽の仕事ネタをここに書いていきたいなと思ってます。いろいろ書くためには僕自身がいろんな活動できないとイケませんね。頑張ります。

年始3日はボーっとしてました。Macもほぼ触らなかったです。まぁ、頭の中では仕事のこといろいろ考えてましたけども。4日から仕事スタートです。

年が明けると、前の年の実績をリセットするようにしてます。気に入った過去の仕事のことを話したり、去年お仕事をさらに告知したり、そういう事はするんですけども、2020年以前の実績を引きずっていては2021年に新しいことが出来ないなーと思ってるので一旦白紙にするんです。1月4日現在「ゼロ」なわけですから、いろんなことをやらないと年末に充実した感じにならないですよね。そういうことで一年一年が濃いものになります。

最近よく年齢のことが気になります。大晦日で49歳になりました。あと一年で50歳です。ベテランって言われそうな年齢になってきましたけども、いまだに新人気分。なんででしょう？これと言ってステージが上がった感じがずっとないからでしょうか？相変わらずボロボロで古い家に住んでるし(障子が破れてる)、機材もしょぼいし(文化庁ので少しよくなった)、音楽的にも出来ないことだらけだからってあたりが要因な気もします。数千曲仕事で作ってきてるのにこれと言って代表作もないし。年齢の割りに(悪い意味で)子供っぽいことやってるなぁ、、、考えとか行動とか、、、社会人とのズレが大きくて、一般社会の常識もわからずってのも大きいですね。いい加減ちゃんとしないと、、、ってしょっちゅう思います。妻にも「あんたそれでよく仕事できてるね。よく社会で通用してるね。」と厳しく言われることもあります。クライアントとの付き合いもほぼ皆無で、仕事してる時くらいしか連絡取らないし、、、27年も仕事してるんだからもうちょっとビジネスのことわかっててもいいんじゃない？って思います。大学生がなんとなく仕事してる感覚でずっとやってます。真剣に悩むこともあるんですけど、出来ないから仕方ない！これでも付き合ってくれる人と仕事する！と開き直ってます。気づかないうちに失礼なことしてたり、不義理してること沢山ありそうです。

年齢と実際の自分、、、


そういえば、元旦のネタ番組で関西芸人の島田珠代さんが一発芸みたいなのをやってるのを見て、「これだ！！！」って思いました。年を取ってもアホなことやっててみんなを楽しませてて、めちゃくちゃかっこいい！！と思いました。僕は芸人じゃないですけどもこういう感じ目指したい！って。実際、芸人さんは上下関係しっかりしていて礼儀もちゃんとしてるので、普段はネタの感じと普段は全く違うとは思いますけど、、、

死ぬまでアホな感じで生きるって結構難しい気がします。「てれび野郎ナナーナ」というテレビ東京の3分アニメでご一緒した文原聡監督(GoldenEggs,低燃費少女ハイジ)と去年スタジオでしゃべってた時に「アホなことやるって年齢があがると大変なんですよね」って言ってたのが印象的でした。僕もずっとアホなことしてたいし、アホなもの作ってたいし、普通その歳でそんなことしないよね？？？みたいな、そういう人になりたいなーと改めて思いました。そんなことを考えてた年始でした。40代になると悩みの内容が大きく変わるのです。笑

年齢のことでいうと、いつまで仕事続けられるかな？ってこともよく思うけども、自分より年上の人たちが楽しく音楽の仕事してるのを見ると勇気づけられるし、自分の居場所はまだまだあるのかもって思えるので、僕もそういう風に下の世代の人たちに希望を持ってもらえるような存在になれたらって思います。無所属の野良フリーランスがどこまでいけるのかみたいな挑戦もありますし。このnoteでいろんな四苦八苦をできるだけ共有しようと思ってるので参考にしてもらえればと思ってます。

そうそう、年始にサークル参加者が一気に増えたんです。現在43名。前向きに音楽頑張る仲間が欲しい人、音楽の仕事についての情報が欲しい人、スキャットさんと仲良くなりたいって人はサークルおすすめです。僕がどんなことやってるかほぼ毎日書いてます。


ということで、今回は全文公開してみました。
今年もよろしくお願いいたします。


スキャット後藤

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