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フリーランスの利点、思い出しました。

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。

僕は千葉館山に住んでます。千葉県房総半島の一番南端です。娘が小学生になるタイミングで杉並のマンションから館山に家族で移住しました。杉並のマンションはそのまま借りたままで二拠点生活がはじまりました。今月でその生活も12年目に突入です。東京から100km離れた場所へ活動の場所を移すのはとても新鮮でした。遠く離れた場所にいるおかげで、都内のバタバタな動きが見えない分、ストレスも減りました。杉並のマンションは、都内に用事がある時にホテルがわりに使ってる感じです。ホテルみたいに予約しなくていいし、着替えも機材も置いておけるのが良いです。MacBook Proとドングルだけ持って高速バスに飛び乗るだけで良いのです。フリーランスじゃなかったら、こんな選択できませんでした。

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職種にもよりますが、フリーランスは住む場所が自由に選べます。毎日の出社がないですから。かなり大きな利点だと思います。他にも、時間の使い方が自由ってことも大きいです。僕はゲーム会社でサラリーマンとして働いてた経験がありますが出社時間があったので、仕事がない時も会社にいてボーーっとしてました。特にやることがなくても出社しないとダメでした。すごく時間を無駄にしてるようでイヤでした(仕事中、趣味で音楽作ったりはしてましたけど)。フリーランスは打ち合わせとかレコーディングとか、締め切りさえ守っていれば自由に時間が使えます。無駄な時間が減らせる上、その時間を自分のことにあてることが出来ます。僕は夏になると仕事の合間に自転車で近くの海に泳ぎに行きます。

館山に住んでいても、忙しくなってくると気持ちに余裕ができなくなってきて、ずっと仕事のことばかり考えるようになってきました。娘が小学生の時は仕事より学校の行事を優先してたのですが、それが中学生、高校生になると、親が学校に直接関わることも少なくなり、娘は友達と出かけたり部活が忙しくなって「じゃ、土日も仕事するか」みたいな感じになってました。

それと、館山に移住して数年はすごく新鮮で旅行気分だったのが、10年以上住むと、この場所にいることが当たり前になって、「フリーランスの利点」みたいなものが忘れがちになってきました。慣れとは恐ろしいです...そんな中、ちょっと思うところがあって、頭を切り替えてみました。今日はその話です。


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