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命を救ってくれたラテンアメリカ音楽に恩返しをしたい

10代後半の頃、とても辛い時期がありました。

家にも学校にも居場所がないような数年、それでも引きこもりにはならずバイトはしていたので、ためたお小遣いを持って無意味に渋谷のミニシアターに入り浸り、映画三昧でした。

その時に見た『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』という音楽ドキュメンタリーが、素晴らしかった

この映画を見たおかげで、私の

ラテンアメリカ音楽熱とラテンアメリカ文学熱が始まったわけですが

そんなふうに総括できるようになったのは最近のこと。

この当時は「キューバ音楽がいい!」と言っても周りに理解者はいなかったし、ガルシア=マルケスやボルヘスの小説への敬愛を語る相手など、周りに一人もいなかった。そういうことでますます孤独は募った10代後半ですが、

家へ帰ってピアソラやジョアンジルベルトやチューチョバルデスを聴けばまた元気になるという好循環が生まれた。ラテンアメリカ音楽によって、死にかけていた10代後半の私の魂が、そこから復活して、このとおり中年になるまでやってこれたのだから、ラテンアメリカ音楽は命の恩人である。

そんなラテンアメリカ音楽のひとつ、アルゼンチンのミロンガの世界が、コロナ禍で危機に瀕している、という記事を見ました。

なんとかラテンアメリカ音楽に恩返しをしたいと、こちらの記事、拡散に協力させていただきます。

はっきり言って、ロックもパンクもメタルも、自分が歳をとってくると「もういいや」という感じになってくるところがありますが、

ラテンアメリカ音楽は歳を取れば取るほど理解が深まっていく気がする。まだまだ、おつきあいが続きそうだから、ここでコロナ禍で衰退されると、本当に、私などは、困ってしまう。ここで衰退されるわけにはいかない。

子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!