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デ・ニーロに関する企画で「ミッドナイトラン」の名前が挙がってくるnoteはやはりセンスが良いと思う!!

noteのお題企画で開催中の「私の好きなデ・ニーロ」。これは映画好きにとって燃える企画ですねー!

ロバート・デ・ニーロの出演作品といえば名作揃いですが、私が特に好きなのは『ミッドナイトラン』。ご存知でしょうか?コメディタッチのロードムービーです。

この作品でのロバート・デ・ニーロは、情けなくて、しかしいざという時にはめちゃくちゃカッコよくて、もう抱きしめたくなります。かの松田優作も「ミッドナイトランを見て泣いた」といっていたらしい。熱い傑作!

ところがどういうわけだか、これまでの私の人生において『ミッドナイトラン』をイチオシしようとしても周りからの評判がイマイチでした。

・実家で暮らしていた学生時代、ビデオで『ミッドナイトラン』を観ていると、ヘリコプターのシーン(名場面と思うけどなあ、、、)で飼っていたインコが爆音に驚いて毎回大騒ぎするので、「インコが怖がるからあの映画をかけるのはやめてくれ」と言われた
・会社勤めになって、飲み会などで映画の話をしても、どういうわけか誰も『ミッドナイトラン』を知らない
・映画マニアを自称する友人も、私が勧めるまでこの名作の存在を知らなかった
・私の妻も知らなかった。妻にいたっては、見せたところ、「つまりあの主人公二人はホモなのか?」というトンチンカンな感想を言ってきた。どこを見とるんじゃい

「世の中ではもしかして『ミッドナイトラン』はそれほどの名作扱いではないのか?」とガッカリしつつ中年を迎えた私。

今回のお題企画を見てビックリ!

ゴッドファーザーやタクシードライバーといった超有名作と並んで、『ミッドナイトラン』のタイトルをあげる人も、比率は少ないながら、ちゃんと出てきているではないですか

特に以下の方は「人生でみた映画中トップクラス」とまで言い切っています。私も同感。

人生に疲れた時、仕事がうまくいかない時、人間関係に心折れそうな時、『ミッドナイトラン』はオススメです。スカッと大笑いしたあと、最後の空港で、「ああ、ひょっとして、これは『友情』ってやつだったのかな?」と(デ・ニーロと一緒に)気づいた時には、もう相手は立ち去ってしまっている。そのあとのロバート・デ・ニーロの、「ま、いいか、家まで歩いて帰ろっと!」な、爽やかに気持ちを切り替えて元気に歩き出すラストシーン、もう男泣きしちゃいませんか?自分も「明日からまた頑張ろう!」という気持ちになりませんか?伝わらない?ではとにかく、一度、観てみてください!このラストにホロリと来ない人を私は男とは認めん!

それにしても、この「隠れ大傑作」のタイトルがちゃんとあがってくるnoteの皆様って、やはりレベルが高いですね。「『ミッドナイトラン』は名作だ!」と主張しているのは、もしかしたら世界で自分一人なのかと、人生の中で何度も不安になりましたが、noteであれば私はマイノリティではない!

ありがとうございます、noteさん!もう、孤独じゃない!Lonesome No More!

子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!