というわけで・・・夏休みに見てほしい80年代香港映画のご紹介です!
こちらは前回の記事で「今だからこそ全盛期の香港映画を見てほしい」と結論したことの続きとなります。
今の若い人には驚かれるかもしれませんが、私が小さい頃は、「ハリウッド映画も日本のアニメもいいんだけど、僕はやっぱり香港のカンフー映画がいいなあ!」なんていう子もいたわけです(たとえば私)。
そんな観点から「超定番」ばかりとはなりますが、オススメ80年代香港映画を紹介させてください。
1:まず私にとっての最強香港映画はこちら!「テンテンが出てくる版は見たけどオリジナルのこちらはまだ見たことがない」という人にはぜひこの夏に見てほしい!!↓
「やはり、香港も東アジア圏どうし、気が合うところがあるなあ」と思ったのは、妖怪退治アクションというジャンルが成立すること。鬼太郎やらうしおととらやらが好きな子供はみんなこの作品に狂喜したものです。
笑えるシーンはちゃんと笑えて、
怖いシーンはちゃんと怖くて、
カンフーシーンはちゃんとカッコいい。
そして、たぶん19世紀末くらいの時代設定なので、少し古い時代の香港の生活や風習が見られるのも歴史好きには面白い。けっこう優雅そうなのですよねー。
ちなみに、よく以下のようなことを言われますが、この夏、はっきりさせておきましょう。
「霊幻道士って、テンテンとか、スイカ頭とかが出てくる、子ども向けっぽいやつですよね?」
それは「幽幻道士」というまったくのベツモノです(そもそも「幽幻道士」は台湾映画だし)。霊幻道士の第一作をぜひ見てください!完成度の高さが違います!たしかにテンテンのほうも面白いですけどね。
2:厳密にはこれは「ジャッキーチェン映画」と呼んでほしくない至上の一作!↓
カンフー映画として完成され尽くしているのは、こちら。「ジャッキーチェン映画」ということにはなるのですが、どちらかといえば、ジャッキーチェン、サモハンキンポー、ユンピョウの3大スターが共演(共闘?!)した夢のような映画です。
この三人はこの後も何回かトリオを組みますが、本作が最高の完成度。最後の海賊の島の大乱戦が凄まじい。でも、この三大スターを同時に相手にして一歩も引けをとらないラスボスの海賊王(めちゃくちゃ足が長くてキックが強烈そうな役者さん)のチートな強さも、地味に人気になったのでした。
3:バルセロナ城内の最後の決闘シーンがハイレベルすぎる!通好みな一本↓
またしても三大スター共演作品ですが、こちらはサモハンキンポー監督作品です。という細かい背景はともかく、
本作品は全編がバルセロナロケというバブリーな作品で、かつ、前半のバルセロナの街でのおちゃらけた観光映画風シーンは早送りしちゃってもいいくらいなんですがw、
クライマックスの、城の中での決戦が素晴らしい、とくに、この決闘シーンで、
ジャッキーチェンと戦っている相手は本物の格闘家の方です
さすがに本物の格闘家が出てきただけあって、リアルなアクション満載の決闘シーンに仕上がっているのですが、
本物の格闘家とタイマンで戦って、ちゃんと「互角」に見えるジャッキーチェンのアクションスターとしての力量って、やっぱり凄いなと感心してしまうド迫力!カンフー映画とひとくちに言っても、リアル路線に傾斜する作品もあるということで、この頃の香港映画の深みとイケイケな雰囲気を掴んでほしいです!
と、定番ながら、わたしから愛を込めて、80年代香港映画を3つ、オススメさせていただきました!
子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!