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【私なりの怪談論】幽霊は科学になりにくいが怪談は科学になると信じる、というのも・・・

しつこいようですが、何度も繰り返していること。

私はいわゆる「幽霊」は信じてはいないけど、それでも世界各地で今日も報告される「怖い話」「不思議な話」には、マジメに調査してみたい「ナニカ」がある気がしてならない。

もしかしたら、脳科学とか、心理学とか、そういう領域であっけなく解明されるようなものかもしれない。でもそれはそれで、「人間の脳は、これこれ、こういう条件が揃ったときに、不思議なものをリアルに『見て』しまうのだ」とわかったとしたら、人間理解としては何かしら、だいじな進歩だ。

いっぽう、正直、「幽霊」にフォーカスした科学は、今日ではもう成立しにくいと思う。というのは、十九世紀にあれだけオオマジメに、世界の科学者たちの間で「幽霊研究」がブームになったのに、みごとに成果が出なかったからだ。霊界とか幽霊とかをフォーカスして追いかけても、もうなんにも出てこない。というか、たぶん、研究基金が出てこないだろうからせいぜいアマチュアレベルでしか成立しにくい。

そのうえで、やはり、「怪談」は、もっとオオマジメに考察すべきナニカがあるような気がしてならないわけだ。というのも、「幽霊はいないけど、生きている人間がなんらかのきっかけで、死んだ人間の記憶とシンクロすることがあるのだ」みたいなことが出てきたら、それはそれでいわゆる「唯物論」に対する決定的な異論になるから、じゅうぶんに科学革命になる。

でも、今の科学を見る限り、唯物論が正しい、で99%は確定じゃないの?

ということを言う人もいる。わたしもぶっちゃけ、そう思う。でも、まだ、量子論と相対性理論の間の矛盾解消(いわゆる大統一理論)が完成していない以上、まだ、「コペルニクス級の、これまでの科学の前提がひっくり返る大発見」が出る可能性はあるのではないか、と思い、そのわずかな可能性には、賭けてみたい。

というのも、たとえわずかながらでも、唯物論に綻びが入れば、ニヒリズムとか現代の閉塞感が吹っ飛ぶ、希望の未来がひらけてくるからだ。ガンダムのニュータイプ的なシロウトの夢かもしれないけど。

「死んだら終わり」「人間の心はすべて脳に還元できる」「時間を越えて過去からメッセージがくることはない」なんて常識が、何らかの形で崩れてくれたら、それだけで世界はバリバリ良い方に変わっていくと思うのだ。

エスエフ小説やアニメの影響を受けすぎた世代の、しょうもない夢ですかね。でもわずかでも可能性があるなら、そちらの未来のほうに私は賭けたい

子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!