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「夢」についての考察日記

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夢に関わる民話神話や幻想文学好きの私が、夢をモチーフにした文学や映画やゲーム、時には夢に関する宗教思想や哲学本についての所感を述べます。なお私は子供の時「あまりに毎晩悪夢を見て苦…
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2023年10月の記事一覧

夢を見ることで人格変容は可能か、についての私見

まあ「人格変容」などという言葉は世代によっては90年代のカルト宗教事件を想起するかもしれず…

昔見た一本の映画の記憶が戦争のニュースのたびに私の夢に取り憑いてくること

ずいぶん以前にもnoteで紹介した、アンドレイ・タルコフスキー監督の『サクリファイス』のこと…

古代の中東の「夢文学」の凄さに圧倒された私と「現実のニュース」への戸惑い

前に以下の記事をかいてからというもの、日本と中東の「夢をテーマにした文学」の比較に取り憑…

【昨日の記事の続き】日本中世文学についての圧倒的名著を描いてくれたエジプトの方の…

昨日、私はnoteに以下の記事を載せました。古本で、エジプトから日本に留学していた方の書いた…

エジプト出身の研究家が日本中世文学の「夢」とアラブ世界の「夢」を比較した論文の精…

偶然見つけた本なのですが、まさに、引き込まれた。名著と言っていい! 日本の古典、特に日記…

【夢日記】「これが夢か現実かを見破る方法」を夢の中の住民に教えられたが、罠だった…

しょうもない夢を見ましたが、特徴の強い夢だったので、いちおうこれも夢日記に残しておきまし…

【夢に関して考えたこと】そもそも「見た夢をそのまま」記憶することの不可能

昨日書いた、フロイト「夢判断」の話の、続きといえば、続き。 私がいろいろと文句は言いながらも、夢に関する理論化を志した人の中でダントツにフロイトを推するのは、彼が「夢そのもの」には(実は)深入りせず、「人は自分が見た夢をどう語るか」という、「夢語りの構造」に集中して取り組んだところに打たれるから。 私もこの態度に賛同します。というのも、 人間が、自分が見た夢について正しく記憶しているなんてことは、私自身の経験からしても無理だと思っていて、 そういう意味で、「夢そのもの

フロイト「夢判断」をマンガで読む意味

以前から私、このnoteにおいて、「夢」に関していろんなことを書いてきましたが、 「夢をテー…

そうか私の日本古典文学の読み方は人にはオススメできない危険なものだったのか!?w

昨日からこの本を丹念に読み進めていて、ふと気づいたこと↓ そうか、私が日本の古代や中世の…

ちょっと待て何だこの私のために書かれたような本は!!?

なんだこの私のために書かれたような本は!! 大著で高値だが買った! 王朝時代の文学や、仏…

うつし世での行動が「夜の夢」に応じて変わっている可能性のことと映画『インセプショ…

私の精神が「未熟なだけ」と指摘されたら、それまでの話かもしれませんが、 私には少なくとも…

夢の中に「特に恋愛感情などないはずの異性」がしつこく出てくる謎をマジメに考察して…

この話は、前にもnoteで、たぶん、二回くらい記事にした記憶がある、、、だから前からの私のフ…

夢判断の資格を取る夢と「良い夢を見る方法」の科学への夢

とてもややこしい、変な夢を見ました。 夢の中で私は、何か国家資格を持ったプロフェッショナ…