絵描き、着ぐるみ面を作る。(6)
前回はこちら
前回は髪の毛乗せるところまで進めました。
髪の毛のつづき
まち針を使い、ある程度の位置を決めながらどんどん髪の毛を乗せていきます。ウィッグの分解の仕方は全然わからないです。着ぐるみさんのウィッグは3～4個を分解して組み立てるのが通例なので3個バラして使ってますが正直4個がいいかも…キャラがウルフヘアだったのでウルフヘアを購入して作業量を減らそうとしましたが、余裕を持たせたロング系のやつを買っておけば、カットするなりヘアアイロンいじるなりで大体どうにでもなるんじゃないかと思いました。禿げるのとバランスがおかしくなっちゃうのが一番つらいので、しっかりお金かけようね。
髪の毛のシルエットがどんな感じになるか、大まかに想像しながらするとわかりやすくてやりやすかったです。あとグルーガンはちゃんとしたところに置こうね。火事になるぞ(多分これコンセント抜いてほったらかし。それはそれでよくない)
髪の毛整備関連アイテムの追加装備として激安ヘアアイロンを購入。モノクロームってところのストレートアイロン。さっき見たら2400円ぐらい。これはレイヤーさんかウィッグショップさんの記事かなにかでオススメされていたやつです。
カチカチくん(コスプレイヤーにはおなじみのウィッグスプレー)を吹くのとお面保護のためにラップを顔につけてます。
カチカチくんむずいって
髪の毛を整えて、カチカチくんを吹いてキャラの形を作っていきます。しかし、なんとも言えない感じに。多分コームのタイミングがよろしくない可能性。髪の毛の人工物感が出てしまっていて、あんまり好みではないのでスプレーやらなんやらをゴリ押しして頑張ってもらいます。
あと横に流すんですよ。この髪の毛。なのにウィッグ重くてが上がらない！
ということでパワープレイ
結果発表！！
次！真の前髪を下ろします。今のも一応前髪なんですけどね。
どっかーん！
いざ、梳きばさみの戦いへ。
動画はものすごく初心者にはうれしい。というわけで髪の毛の作り方で一番わかりやすくてまとまってるな～と個人的に思ったやつ、貼ります。
これ見ました。わかりやすくて、完全ド素人の私でも出来ました。みんなこれ見よう。
固めます。もうちょっと毛量が欲しかったｯ…！
足りない毛束を追加して貼り付けます。
まずは分解したウィッグの余った頭頂部の一部を切り取ります。
横髪行きましょう。
横の髪にある外ハネを作ります。
後ろ髪はあんまりいじらなくても元々の髪がそれっぽいのでそのままでいきます。それっぽいは大事。
あとは内部にスポンジをガッツリ入れ込んだら(写真撮るの忘れた)ついに…
完成です。
でももう何個かストロボあるといいな。頬にかけて影出てるし
髪の毛後ろ暴れてますがとりあえず完成の一枚を。
首から下はバランスが悪くてお世辞にもかわいいとはいえない為非公開になります。
いや～長かった。特に印刷時間。実家暮らしのデメリットがデカい。あと3Dプリンターのサイズが少し小ぶりなのもそうかな。
免許取るために頑張ってたのもあるんですけどね(受かったよ！えらい！！)
感謝
3Dモデリング、3Dプリンターのあれこれ、造形方法や補強素材、ウィッグ選びアドバイス等をたくさんの方にご相談させていただきました。初心者にも関わらず、質問に丁寧に答えて下さってありがとうございました。そして個人サイトやブログ、SNSで着ぐるみ製作の情報を発信されている方々にはとても勉強になりました。私一人ではここまでたどり着くことは絶対にできなかったです。深く感謝いたします。
これで終わったわけじゃないぞ
この娘を実際に着用してみてあまりにも視界等の快適性がない(そもそも着ぐるみさんは快適性ないけど)、サイズ感が大きすぎる、一般的なサイズを基準にし過ぎて自分の体格に合うサイズ感がまだ掴めていない。といった不満点が出てきました。改良するアイデアを集めて2号機の製作、始めます。
ひとまず完成したのはうれしいですが、今後よりよい造形、よりよいお面を作れるようにもっと勉強して、もっとかわいい造形ができるように考えなきゃなと思います。
スクールなんたらも、それ以外ももっと作りたいし、ちゃんとお披露目できるレベルの娘を作れるようになるために、頑張ります！！以上！
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