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そもそも髪ってなんで生える?メカニズムから考える薄毛や抜け毛の予防方法5選

好きな長さで切ったり、カラーをしたり、パーマをしたり。
”髪”は自分を表現したり、相手に清潔感を与えるためにも事欠かないパーツですよね。

そんな自分の髪。せっかくなら長い期間きれいに保ちたいですよね。
そのためには若いうちからの頭皮のケアが大切なんです。

今回はなぜ髪が生えてくるのかや、そのうえで薄毛や抜け毛を予防するには何をすることが大切なのかご紹介いたします。

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髪が生えてくる理由

そもそも髪はおしゃれのために生えてくるのではありません。
髪が生えてくる理由は主に3つあります。

紫外線から頭皮を守るため
紫外線に当たりすぎると肌がガサガサになったり、ひどい場合は皮膚がんの原因にもなると言われていますよね。

木から降り、二足歩行をした猿人がヒトへと進化する過程で、体毛が薄くなる一方で頭髪はより多く蓄えるようになりました。紫外線から命を守る自然の摂理の結果だと考えられています。

有害物質を体外に排出するため
とくに重金属については、その大部分が排出されていると考えられています。

頭部を外的な衝撃やケガから守るため
頭部には生きていくための大切な機能がたくさん詰まっています。「緩衝材」として衝撃やケガから守るための役割があります。

次はそのうえで髪をきれいに保つために今からできる事をご紹介いたします。

予防法①頭皮環境を高める

皮脂の過剰分泌や乾燥・血行不良を防ぐことが大切です。

例えば、シャンプーは1日1回にとどめておくことで洗いすぎによる過剰な皮脂分泌を防ぐことができます。
頭皮には筋肉が無いため、気が向いたときに頭皮をマッサージをすることで血行不良を防ぐことも大切です。

また、紫外線から頭皮を守るために髪が生えているのに、頭皮が紫外線に長時間さらされると頭皮に炎症が起こり、抜け毛につながるといわれています。そのため、日差しが強い場合は蒸れに注意しつつ帽子をかぶるなど対策が必要です。

予防法②食事の栄養バランスを考える

髪や頭皮も体の一部なので、栄養バランスを考えた食事をとることが大切です。中でも以下の栄養素を積極的にとることをお勧めします。

たんぱく質・ビタミンB群
髪の毛はアミノ酸を再合成してできたたんぱく質であるケラチンによってできています。たんぱく質とビタミンB群はセットで摂ることが大切なので、どちらも多く含まれている肉類・魚類を積極的に摂りましょう。

ビタミンC
肌の老化の原因となる物質を取り除く抗酸化作用があります。パプリカは特にビタミンCが多く入っていると言われているので、サラダを選ぶときにはパプリカが入っているものを選ぶなど、些細なところから工夫して摂っていきましょう。

亜鉛
亜鉛が欠乏すると皮膚炎になったり脱毛につながると言われています。亜鉛不足=脱毛とは一概には言えませんが、カキやイワシ・納豆・ナッツ類など亜鉛が入っている食材を摂りましょう。

なお、脂肪分が多くコレステロールが多い食事・アルコールの分解に大量の血流を必要としています。そのため過度の飲酒を避けることも大切です。

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予防法③ストレスを解消し質の良い睡眠をとる

ストレスがたまると自律神経が乱れ、血行にも影響があると言われています。さきほどに述べたようにただでさえ血行不良になりやすいのが髪と頭皮なので気を付けましょう。

また、睡眠不足が続くと新陳代謝を悪化させてしまうと言われています。髪や爪から有害物質を排出できるように、しっかりと睡眠をとることが大切です。

まとめ

薄毛や抜け毛の症状は進行性と言われていますが、始まる前や症状が顕著になる前からできることはたくさんあります。小さなことから始めてみませんか?

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