羽生善治九段が作成した詰将棋!
※小学館クリエイティブ実用編集部2020年7月20日公開記事の転載です。
藤井聡太新棋聖の誕生で盛り上がる将棋界ですが、今回、説明不要のレジェンド羽生善治九段が作った詰将棋問題を掲載した本ができました。
将棋と詰将棋は同じもの?
詰将棋は、将棋のルールで相手の王将を「詰み」の状態にする一種のパズルのようなものです。
「王手」だけでは「詰み」にならない
将棋での「王手」は、次に王を取りますよという手のことです。しかし、王手しただけでは勝ったことになりません。王手の駒から逃げたり、王手の駒を取ったりして、防ぐことができるからです。
王が取られることを防げない状態が「詰み」です。ある状況から「詰み」の状態にするのが「詰将棋」です。
将棋盤も駒もなくてもできる詰将棋
詰将棋は問題を解く形のものですから、対局の相手や将棋盤、駒も必要ありません。詰将棋問題があれば、いつでもどこでも挑戦することができます。
そして、「詰み」にする一手を考えることが、脳のトレーニングにもなります。※タイトルにもある「一手詰」は、次回説明させていただきます。
『羽生善治の脳トレ一手詰』2020年7月22日発売(発売:小学館 発行:小学館クリエイティブ)
詰将棋問題の前には、日本将棋連盟学校教育アドバイザーで、羽生九段とも親交の深い安次嶺隆幸先生のルール解説もあり、1問1問の問題に考え方のヒントも掲載されています。初心者でも詰将棋が解けるようになります。
また、羽生善治九段のひとことやことば、対談も掲載しています。
(下)『羽生善治の脳トレ一手詰』もくじページ
(文/H・M)
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