【渋谷のラジオ】9/1　ゲスト：合同会社 SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS 工藤 眞平さん

good passが運営するラジオ番組、「渋谷のgood talk」がFM87.6MHz渋谷のラジオにて放送されました。
「今週のまちの声」のコーナーでは、good passで集めた「まちの声」をご紹介しました。

今週は「コミュニティ」というテーマでまちの声を集めました。
good passの調査で、渋谷にお住まいの方 200 名を対象に、地元のコミュニティとこの関わりがあるかどうかを聞いたところ、約6割の方が「今はない」と回答されていました。
残りの4割の方は、行きつけの飲食店やスポーツ、職場、町内会、学校などを通じてコミュニティに関わりを持っているとの回答がありました。

ところで渋谷区は総人口20万人の都市ですが、毎年2万人ほどの方が転出入をしている、入れ替わりが激しい都市だそうです。これは全国でもトップクラスに高い数字だそうで、”渋谷のような入れ替わりの多い街におけるコミュニティをどのようにつくるか”が、今後のgood passの命題になりそうですね！

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そして、今週はゲストに合同会社 SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS 工藤 眞平さんにお越しいただき、本を通じたまちづくりについてお話をお伺いしました。「SPBS」の愛称で親しまれている書店なのですが、その事業は本の販売だけでなく、シブヤ民の方々にとって good なものでした！

そもそもSPBSさんは本屋ではなく、「企画編集会社」として活動されています。今でこそ奥渋ブームの顔のような存在のSPBSさんですが、元々はそこまで地域づくりに注力されていたわけではなかったそうです...！
2008年にオープンしたお店は、棚を年代別に分けて販売をしていたり、洋書を中心に販売したりと、現在とは少し異なるものだったそうです。
しかし、立地柄編集や情報の発信を行う方が非常に多いエリアだったこともあり、利用者の方のニーズに合わせてお店のスタイルも変化したのだとか！現在は生活に近いものを販売しており、専門誌的なものではなく、料理本や生活に近い、誰からも親しまれるものを扱うようになったとのことでした。

SPBS THE BOXについて
そして今年渋谷で話題となった”一箱支店”「SPBS THE BOX」についてもお話をお伺いしました。
この企画は2020年4月に行われたクラウドファンディングのリターンから生まれたものだそうです。そのリターンは「SPBSの企画会議に参加できる」というもので、そこで集まった意見から始まった取り組みだったのです！

企画内容は、飲食店や渋谷を拠点とするお店のスペースに、小さなSPBSの支店を作るというもの。その支店で販売する本はSPBSさんが選ぶのではなく、お店の方（支店長）にインタビューをして、お店の雰囲気やお考えに合う本を一般の方々と選ぶ仕組み。
選書のプロセスが、本を通じて人とまちがつながっていくきっかけになっていたんですね！
一般の方からたくさんの応募があり、選書のワークショップも開催したそうです。選書の際もたくさんの面白さがあり、実際に本が置かれたあともお店とお店がつながったり、一般の方がSPBS THE BOXを通じて行ったことのないお店を知ることができた事例など、まちのつながりが生まれていました。

そしてSPBSさんが主催される「編集ワークショップ」が9月18日から始まります！
9月15日までご応募を受け付けているそうですので、気になる方はぜひこちらからご応募ください！

◎SPBSとは…
合同会社SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS（SPBS）は2007年、
渋谷区神山町（通称=奥渋谷）で創業した企画編集会社です。
1つの本屋と少人数の編集部からスタートしたSPBSは、
2021年9月現在、都内5店舗の運営、出版物やwebコンテンツの制作、
イベントやワークショップの実施をワンストップで企画編集しています。
SPBSさんのHPはこちら！

本日のゲスト工藤さんの社員インタビュー記事はこちら！
▷「音楽と出会い、さまざまなカルチャーを知り、本が好きになりました」──SPBS 企画、PR担当・工藤眞平さんに訊く、長く続けられる仕事の話

【番組概要】
番組名：渋谷のGood トーク
放送：渋谷のラジオ（FM87.6MHz）
放送日程：隔週水曜日17:00〜17:30

次回の放送は9月15日(水)17:00〜となります。
ラジオの聴き方につきましては、こちらのページに記載をしております。

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