
恵比寿で「地域のつながり」をつくるプロジェクト、大募集!
shibuya good passでは、まちのみなさんの「声」を起点にしたまちづくりを進めています。先日は、まちの「声」を集めるイベント「shibuya good talk in 恵比寿」を開催。参加型展示やトークイベントを続けた1週間、こどもからお年寄りまで様々な方の地域への声を聞くことができました。

生活する方の声だけではなく、こどもの居場所、教育、自然、環境、食育、カルチャー、恵比寿周辺で活動を進めるプレイヤーやコミュニティとも数多く出会うことができました。
そんなコミュニティとまちの声をつなぐことで、地域をより良くするきっか
けを届けるため、 「地域のつながり」をテーマにした公募プログラム「good for EBISU」をはじめます。採択されたプロジェクトにはshibuya good passから最大30万円の活動支援金を支給する他、サポーターによるメンタリングサポートや広報支援を行います。

イベントを通して見えてきた、恵比寿のみんなの思いとは?
まちのみなさんの思いやアイデアを聞く「みんなの声ボード」やトークイベントを通して集まった声を分析した結果、このようなまちへの課題意識やニーズがあることが見えてきました。

多世代間のつながりが少なくなってきていること
街の人の声、特にシニア層からの声が多かったのは、かつてあった、多世代の人が集まる場所が減っていってしまったというもの。時代と共に、街が変わっていくのは仕方がないこと。けれども、また新しい形で多世代のつながりを生むことはできるはず。その可能性を皆さんと考えてみたいと思っています。
新しく街に住む人と、古くから街に住む人のつながりがないこと
若い世代、特に新しく恵比寿に引っ越してきた人たちから多くあがった声は、「地域との繋がり方がわからない」ということ。人口密度も人の出入りも高いこのまちで、ローカルに根付きながら暮らしていくために、新旧の住人を緩やかに橋渡ししていく仕組みが必要とされています。
子育てを支えあえるつながりがないこと
家族連れの方から多くあがった声は、子育てを支えあう地域の繋がりが少ないこと。ちょっと子供を預けたり、悩みを相談するご近所付き合いを、実は求めている人も多いよう。子供だけで安全に遊べる遊び場の少なさも、悩みの声として多くあがりました。
自然とのつながりが希薄なこと
豊かな自然環境や暮らしを求めて、区外に移動した人の声も多くありました。また若い世代から、地産地消のように、身近に自然の恵みを享受できる環境への憧れの声もあがりました。

今だからこそできる新しい「つながり方」をつくる
まちの声に共通するのは「地域のつながり」へのニーズ。恵比寿は大人でおしゃれなまちというイメージがある一方で、多様な世代が暮らす生活の拠点でもあります。働くエリアとして、遊びのスポットとして、生活者以外のさまざまな人が行き交う賑やかなまちでもあります。
暮らし方、働き方が多様になりつつある今だからこそ見直されている、おとなりとのつながり方。お金や消費関係だけでない、地域での新しい互助関係を、皆さんとともに作っていきたいと考えています。

応募について
募集期間
令和4年6月20日(月)~令和4年7月19日(火)18時必着
応募資格
活動のメンバーが3人以上であること
年間を通じて、恵比寿を含む渋谷区内で継続的に活動を実施していること、または今後、活動の意思があること。
年齢制限はありませんが、メンバーの中に、
活動報告書や会計などの作成に責任が持てる、大人の方が含まれていること。
プロジェクト支援内容
活動資金として30万円の支援
サポーター(※1)による実施期間中のメンタリングサポート
2022年の8月及び11月のアトレ恵比寿でのイベント出展の機会提供
shibuya good passのWebサイト・SNSでの広報支援
アトレ恵比寿のSNSでの広報支援
認定プロジェクト数
最大4件
応募方法、実施条件、スケジュールなど詳しくはこちらをご覧ください!
恵比寿のみんなの声を起点にした、地域の思いを形にするプロジェクトを応援できたらと考えています。ご関心のある方のご応募をお待ちしております。
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