見出し画像

みんなの声から未来をつくる「shibuya good talk live in恵比寿」開催レポート

2022年4月2日-10日、恵比寿の未来をみんなで考える対話型イベントを開催しました。地域の方の飛び入り参加大歓迎!のトークイベントから、「もしも区長になったら?」などのお題でみんなの声を集める参加型展示を行いました。

shibuya good passが実現したいのは、地域のみなさんの「声」を起点にしたまちづくり。実際のところ、恵比寿の人ってどういうことを考えてるんだろう?どんな気持ちで暮らして、恵比寿のどんなところが好きで、どうすると「もっとgood」なまちになるんだろう?そんなことを地域の方と話してみたい。そんな思いから今回の対話型イベントがはじまりました。

会場のアトレ恵比寿は、駅直結の商業施設として毎日あらゆる人が行き交います。そんな地域の日常的な場所で1週間にわたりイベントを開催したところ、私たち自身思ってもみなかった出会いがあり、老若男女、たくさんの声が集まりました!その一部の声をご紹介します。

恵比寿の「みんなの声」で見えてきたものとは?

「みんなの声ボード」と題し、付箋で気軽にアイデアや意見を届けられる参加型展示を行いました。今回のお題はこちらの3つ。

「もしも区長だったら、恵比寿にどんな空間をつくる?」
「地域の人との理想の距離は?!」
「恵比寿のGoodな場所、Badな場所って?」

①「もしも区長だったら、恵比寿にどんな空間をつくる?」
こちらの「声」に共通するのは、幅広い世代が心地良く過ごせる居場所づくりへの関心。映画館、仕事、運動と内容は多様ですが、特に2位の「農園」は都会にいても自然と触れ合う場がほしいという声があらわれているように感じます。

②「地域の人との理想の距離は?!」
「地域の人と関わらない」を選んだのはわずか1%。ほとんどの人が地域の人との関わりを持っていたいという意識がみられました。「田舎のような過干渉は避けたいが、おすそ分けをし合えたり、こどもを預けられたり共助の関係は持ちたい」というコメントも。

③「恵比寿のGoodな場所、Badな場所って?」
Goodな場所として「ガーデンプレイス内サッポロビール植物園」「コンポストをやっている小学校が素敵!」「屋上庭園が多い」「カフェが多い」「緑が多くて便利」などの声が上がり、Badな場所としては「ゴミのポイ捨てが多いところがある」「小学校の近くにらくがきがある」「自転車置き場がもっと欲しい」などの声が見られました。

「goodなミライ」を一緒に考える参加型トークイベントも

フリーアナウンサーの中井美穂さんがモデレーターとなり、地域の魅力を引き出しながら恵比寿のこれからについて語り合う、飛び入り参加大歓迎のトークイベントも開催!(トークのアーカイブはこちらから視聴可能!)

例えば「これからに必要なこどもの遊びと学びの形」をテーマに開催したトークでは、「食育に取り組みたいけどどこからはじめたらいいかわからない・・」というお母さんが加わり、渋谷の遊び場を考える会の入江洋子さんからアドバイスをもらう場面も。

また、2児の母でもあり恵比寿じもと食堂の末岡真理子さんとお話したのは、「ご近所づきあいのこれから」。末岡さんはごはんを作って子どもやお母さん、お父さんに提供したり、一緒に畑で野菜を収穫したりする活動を行っているんだとか。

「サステナブル」をテーマにしたトークも。コミュニティガーデンあいラボコンポスターズメンバー のみなさんから、新聞バッグ、生ごみ処理、さまざまなコンポストの形など、サステナブルを楽しく暮らしに取り入れるアイデアを紹介いただきました。

その他、「働く女性とPMS」、アトレ恵比寿の有隣堂さんをお招きした「書店の裏側」トークなど、多様なテーマでトークを展開。たくさんのみなさんにご参加いただきました!

恵比寿で「地域のつながり」をつくるプロジェクト、大募集!

shibuya good passでは、今回のイベントを受けて、恵比寿のみなさんの思いやアイデアに応えるプロジェクトを募集しています。イベントを通して見えてきた「みんなの声」や公募プログラムの詳細はこちらから!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?