210206 川越Rotom

備忘録も兼ねて、久々に長文なんぞ書いてみる。



11時~ 小川菊

念願のうな重。このときのために1週間仕事を頑張ったと言っても過言ではない。3人で無言で食べた。

入りまで時間があったので、コメダ珈琲で糖分を摂取する。緊張感もなく、お腹いっぱいで眠い。

街を歩くとそこかしこに出演者や知り合いがいて、「あー!」なんて声をかけるのもおもしろかった。ライブが始まったらほとんど知り合いで、ここは天王町か?と思う。



1組目 mosimo

いつもお世話になっているバンド。そういえば、ライブハウスで見るのは初めてだな。タイトだけどじわじわ毒されていくというか、気が付いたら身体が爆音とリズムに乗ってしまう。


2組目 Table

本当は去年オリーブで対バンするはずだったけど予定が合わず、Twitterにあがっていた動画を見て、ずっと楽しみにしていた。

ジャンルとか見せ方とかは関係なくて、とにかく魂が鳴っているというか、2人なのに2人に聞こえない。全部出し切っている感じがしてかっこいい。


4組目 アヴィグウェイト

オルタナ?ロック?ジャンル分けってよくわからないけど、3人が自由に楽しそうに音を鳴らしているのを見るとほっこりする。音は凄まじいけど笑

誘っていただいたゆうじさんがMCで、こういう状況だけどライブをやることにしたとか、お客さん一人ひとりの目を見ながら健康でいましょう、また会いましょうって言っててグッと来た。芸能人の訃報なんか見ると、こんなご時世だから余計に次に生きて会える保証はないし、無事に参加できてよかったなと思った。



私らは3組目。

最後にライブハウスで演奏したのは、2017年11月。2018年はずっとオリーブにしか出ずに活休したから、約3年ぶり。セッティングするもベーアンの音が出なくて(そもそもコンセントが入ってなかった…)、やってるうちにあぁ、こんなだったなと思い出す。

店長さんが低音が回りやすいと言っていたが全然そんなことはなく、寧ろいつもスタジオライブしかやっていなかったから、たまには少しでも段差があって自分の音が返ってくるライブハウスもいいなと思った。

3月の企画に誘ってもらったアノダイズヘッドのニイミさんとオカダさんが、私の目の前でべろんべろんになりながら盛り上がってくれていたのも楽しかったw あと新曲が好評だったのも嬉しい。

2人がブレイクで叫ぶから、私もテンションが上がりtric Kの最後のブレイクで叫んでしまった。楽しい。



ライブをやるたびにかっこいいって言ってもらえたりだとか、企画に出てほしいとかお誘いを受けることが本当にありがたいと思う。メンバーとも少し話したが、誤解を恐れずに言えば、バンドって別にやらなくてもいいものだと思っている。衣食住みたいにすべての人に必要ではない。

でも、少なくとも私含めうちのメンバーにとっては必要なもので、自己満ならずっとスタジオに入って曲を作って練習していればいいけど、やっぱりライブをやりたい。ライブをやるからには、かっこいいねって言われたい。かっこいいねって言われるのは他人からの評価だから一番後からついてくるものだと思うけど、自分たちが時間とお金をかけてつくりあげたものを見てもらいたいという気持ちが大きいのではないかな。プロでも知り合いでも、人のライブを見ると自分もやりたくなるし。


帰りも車中でいろいろと話をしながら、主にくるりをBGMに帰路につく。

去年の8月にメンバーが変わって、今回でライブは3回目。とっても楽しかったし、感動とかエモいとか言葉にしてしまうと陳腐になってしまう気がするけど、インオガ第二章はここからなんだなと不思議な感覚になった。川越の街も良かった。

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