NPO法人代表の日常 地域クラブの可能性
現在、総合型地域スポーツクラブの活動で加盟チーム募集している。そのためいろいろなクラブの見学に行くのだが、とにかく地域クラブに可能性がかなりある。
ドッヂボールのチームは、選手が30名くらい。そして保護者も同じくらい。指導者の方が遅れてきても、保護者がウォーミングアップをさせている。
そして後半、試合形式の練習になると保護者が審判をしていた。それもやらされている感じではなく、かなり本格的だった。
ドッヂボールがマイナースポーツという印象は消え、かなりハードでカッコいい。コーチの指示も選手の動きもテキパキとしている。
部活にありがちな変な平等主義がなく大会に出るメンバーが優先的に練練習をし、低学年の選手はサポートをしながら練習をする、正しいヒエラルキーが成立している。
もう一件 チアリーディング なぜか写真がない。
まずみんな楽しそう。指導者も含めて。そして自己表現というところに重きを置いている。
表情が豊か。とかく雪国の人は表情が少ないと言われる。みんな笑顔を作って自己表現をしているところがいじらしい。
どちらも部活では、成立しがたい競技。これから大事なのは個別性。自分のスタンスで参加出来るかがカギになってくる。
その競技と向き合い探究し、そのことを継続でき結果に納得出来ることで人間性は獲得出来る。
保護者からのクレームが怖く指導者も生徒も仕方なくやらされているところは何も生まれない。
他の仕事をしながら指導している指導者も多い。でもその競技に対する愛情は感じられる。そういうところには、大きな問題は起こらない。自分が限られているので効率的になる。目標がはっきりしているのでわかりやすい。
教育委員会が地域クラブに対して心配するようなことは、起こらない。地域クラブは部活とは、明らかに違うからだ。
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