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”ボクたちのプラットフォームソリューションが新しいデフォルトをつくるおいかぜになる”というおはなし

先週、京都府にも緊急事態宣言が適用されました。

おいかぜでも事務所勤務のスタッフに限って、自宅リモートワークを推奨しています。今回の緊急事態宣言のタイミングや適用範囲など、賛否両論ありますね。こういう政府の対応やお客さんの組織の問題を眺めていると、世の中の諸問題は”意思決定””指揮系統”の問題に収斂されているんじゃないだろうかと感じる今日この頃です。

おいかぜでは独自の新型コロナウィルス感染拡大防止対策を策定しています。政府の指針は当然大事なんだけど、ボクたち現場とのズレみたいなところもありそうなので”京都府下で感染者が100人を超えたら1週間自宅リモートワーク推奨”というルールを定めました。ですからボクたちおいかぜは年明け早々に自宅リモートワークに切り替えています。コロナ対策で独自のルールを打ち立てていることが偉いわけではなく、おいかぜには”意思決定”と”指揮系統”のシステムが活きているってこと。周りに振り回されない軸とかコアみたいなところ。組織運営ではとても大事なことなのです。

おいかぜでは今ディレクター職とデザイナー職の中途採用が盛り上がってきています。たくさんご応募いただいているのですが、こんな状況なので面接もリモートに切り替えたりと、緊急事態宣言の影響が出始めているわけです。

リモートで面接をしていると、ネットワークが不安定だったり、接続する機器のスペックだったり、ITリテラシのことだったり、やっぱりまだまだ課題や問題が山積みなのです。通信の速度や、セキュリティのことだって。まだそのいわゆる”新しい生活様式”、”新しいデフォルト"にみんなが追いつけていないんだと思います。

ボクのここ数年のテーマである”働く場所の遍在化による、働く時間の細分化”というキーワード。

このキーワードにこそ、次の”デフォルト”をつくるためのヒントだと思っています。そのためにやるべき具体的ことは2つ。”ITリテラシの向上””ITプラットフォームの整備”です。それらを緩やかに少しずつ、身体に馴染んでいくように進めていく必要があると思っています。

そういう意味で今回の新型コロナウィルス感染拡大で起きた一連の”働き方改革”は少し性急過ぎたように感じます。そして2度目の緊急事態宣言でもまだ身体性を伴っているというところまではいっていない。少なくとも、今自宅リモートワーク推奨期間に入っているボクたちの組織ではそう感じています。

業務は円滑に進んでいます。ボクたちおいかぜはうまくやれている方だとも思っています。仕事を前に進めるということと感染拡大防止を両立させながら、なんとなくはうまくいっているかもしれないけれど、”新しいデフォルト"を見出せたかというと、そう言い切れるところまでは辿り着いていないと思っています。

ボクは新しいデフォルトに辿り着く鍵を握っているのは”プラットフォームソリューション事業”だと思っています。

そんなタイミングで弊社の”プラットフォームソリューション事業”のサイトを新たにつくりました。(ディレクションは小室さん、アートディレクションとデザインはやまもっちゃん、エンジニアリングや山本聡さんと山口さん、イラストはこのnoteで扉絵を描いてくれている吉澤さん。みんな忙しい時期に頑張ってくれてありがとう!)

新しい”デフォルト”をつくるための、”ITリテラシの向上””ITプラットフォームの整備”、このどちらもおいかぜプラットフォームソリューション事業ではお手伝いができます。17年間弛まず続けてきたボクたちおいかぜの基盤となる事業です。

新しい”デフォルト”をつくる方法は会社ごとに違うし、もしかしたら働く人ごとに違うかもしれない。となるとそこに汎用的な方法ってないかもしれないって思っています。ネットワークが高速化して安定して、ハードウェアが揃って、リテラシーが上がるって言葉で書くのは簡単だけれど、その言葉の裏側にある作業は膨大です。

今回のプラットフォームソリューション事業部のサイト制作は、その膨大で大変な作業をおいかぜでお手伝いするぞ!っていう宣言であり、おいかぜでも新しいデフォルトをつくっていくぞっていう決意表明なのです。まずはボクたちに何でも相談してくださいって思っています。

でもそんなこと言うんだったら「おいかぜではその”新しいデフォルト”についてどうしていくつもりなのか?」ってことくらいは言語化しておかないと、ボクが今まで語ってきたことに何も説得性はない。ですよね。

その答えの一つにボクが2018年に立ち上げたはたらくデザイン事業部の本格始動があります。いままで何もしていなかったわけではないのですが、ボクの一人部署で、ほぼ自社プロジェクトと言ってもいいくらいの動き、事業部とは名ばかりでした。

第19期に向けてはたらくデザイン事業部を正式に事業部に格上げしようと思っています。名前に敢えて”事業部”と入れていた2018年のボクを褒めてあげたい気分です。

つまり株式会社おいかぜ”プロダクション事業部””プラットフォームソリューション事業部”はたらくデザイン事業部の3事業部制になります。

はたらくデザイン事業部は”経営・管理”、”企画・営業”、”バックオフィス”が統合した部署となり、両翼にある”プロダクション事業部””プラットフォームソリューション事業部”支える、そしてその両事業部の知見や経験を血肉とし、業務改善や働き方改革を実施し、新しいデフォルトをつくりアップデートし続ける、そしてその”新しいデフォルト”を社会に還元していく、そんな循環型のプラットフォームになると考えています。はたらくデザイン事業部を起点とし、プロダクションとプラットフォームソリューションが有機的に関わりながらおいかぜ”新しいデフォルト"を模索し、社会や企業や個人の課題をデザインと技術で解決する、みんなにとっての”新しいデフォルト"をボクたちの手でつくっていく、そんなイメージです。(ここの話はまた別の記事で詳しく書きます!)

そんな妄想にも近い”新しいデフォルトを循環させていく構想”、これはボクたちが”プラットフォームソリューション事業”を1つの軸として持っているからこそできる、ボクたちだけのかたちなのです。

あらゆる“はたらく”を支えるための“ITインフラ”のトータルサポート

これはボクたち”プラットフォームソリューション事業部”のステートメントです。新型コロナウィルスはいつか収束します。そしてまた新しい危機や変化は必ずやってきます。そんな時にもおいかぜ”プラットフォームソリューション事業””だれかのおいかぜになる”あらゆる“はたらく”を支えるための“ITインフラ”のトータルサポートを実現していきます。


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