昨日は彼氏の魚住さんが泊まりにきた。一緒にご飯を食べたり、ゲームをしたりして過ごす。魚住さんとは一緒に暮らすという話が出ていて、今日、私の方から「結婚する?」と聞いてみたら「結婚はしない」と言われた。

確かに、会った時から「結婚をする気はない」と言っているけれど、付き合い続けているし、家にも来ているので、結婚する気になったのでは?と思っていたので、それなりにショックだった。もちろん、自分は結婚をすることによって被るめんどくさい事がたくさんあるのは承知だが、それでも籍を入れた方が、入院の時など諸々の手続きに関しては便利なのではないかと思っての提案だった。結婚をしないけど、一緒に暮らすというのは事実婚ということだろうか。向こうがどの程度考えて「結婚しない」と言っているのかわからないのだけれど、突っ込んで聞く気になれず、そのまま放っておいた。

私は原家族で失敗したので、新しい家族を欲しいと思っているけれど、相手がそう思わないんじゃ仕方ないと思いつつ、これまで重ねてきた思い出とかが全部無駄になった気持ちがして、胸が苦しくなった。

魚住さんが仕事に行ったあと、少し横になり、川を見に行った。河川敷を見ていると、行くあてがなくて、学校帰りに一人で川を眺めていたことを思い出して、あれからずいぶん遠くまで来たと思う。

父に「お前は長生きできない」と中学生の時に言われてから、死にかけた事が何回かあったけど、結局死ねないでいる。

ここのところ、無性に家に花を飾りたなっていて、帰り道で個人の花屋さんがあったので、そこで花を買った。
「少し枯れているので、お安くします」
と言われたのだが、家に帰ってよく見たらかなり枯れていた。
それを見ていたら、短大の時に「ノートを貸して」と言われて返ってこなかったことや、人から罵られたりしたことを思い出して、枯れた花を買わされたのは私の人生みたいだなあと思った。

家で少し泣いた。

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