アメリカでは白人警察官が黒人を殺害したことによって大規模なデモが起こり、その影響からか、ネットフィリックスが作成した番組がネットで無料公開された。
「13th刑法修正第13条」という番組でかなりショックな番組だった。黒人への差別の歴史を辿ったドキュメンタリーなのだけれど、アメリカで刑務所が民営化されていて、そこを経営するために黒人が次々と送り込まれ、アメリカの黒人は三人に1人が刑務所に入った経験があるという。もちろん、そのほかにもいろいろな事が描かれていたが、私はそこが一番ショックだった。奴隷制度が形をかえて未だに存在している事に驚きを隠せなかった。

子供の頃、アメリカでは白人がアフリカから奴隷として連れてきたのが黒人だと知っ亭はいたけれど、あまり身近な問題をして考える事ができなかった。その頃、父がアメリカのドラマ「ルーツ」を見せてくれたのだが、この作品を見たことによって、私にとって黒人差別問題はグッと身近に感じられた。文字で知る差別より、画面の中で生きて動いている登場人物たちによって、とてもリアルに感じられたからだ。あの作品を父が見せてくれたことにはとても感謝している。

差別はなくさなければならないし、許してはならない。差別感情はどうしようもないけれど、せめて法律だけは公正にして欲しいと願う。

先日、市からの給付金の申請書が不備があって返ってきてしまった。訂正して出しておいたが、インターネットが普及しているのだから、ネットにアクセスできる人だけでも、それで申請できたら楽なのになと思う。お金も紙よりもかからないと思う。

ニュースでは持続化給付金の事がやっていて、どうやら、国が下請けに丸投げしているらしく、委託した側が把握できていないという事態になっていた。今現在、信じられないくらいお店が潰れていっている。行ったことのある店、有名で一度行きたかった店。コロナ禍がなければ、もっと続けていけたはずなのに、本当に悲しい。国がスムーズに給付金を支給できていたら、そういった店は減っていただろう。数ヶ月の厄災で一生の仕事を失うのはどれだけ悔しいだろうか。

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