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ラテン語の格言 (13) 「変更できないのならその計画は間違っている」

Malum consilium quod mutari non potest.
 (変更できないのならその計画は間違っている)

 この格言は、計画の柔軟性と適応性が重要であることを強調するものです。この言葉は、世界が常に変化するという事実を受容し、計画が絶対的な確実性ではなく、変化に対応できるよう柔軟であるべきであると教えます。また、計画の進行中に新たな情報や状況に基づいて改善する能力が成功への鍵であること、そして、自分たちの考えや計画が完璧ではないという謙虚さが必要であることを示唆します。さらに、目的に固執しつつも、その目的を達成するための手段は状況に応じて選ばれるべきという点を強調します。この格言は、柔軟性、学習と適応、謙虚さ、目的と手段の区別の重要性を教える賢明な教訓です。

Tempora mutantur, et nos mutamur in illis.
 (時は変化し、その中で人も変わる)
 ※放置したお弁当の中身も!

Victoria amat curam.
 (勝利の女神は苦労する人を愛す)

Ut sementem feceris, ita metes.
 (収穫ができるのは種を播いたから)

Audendo virtus crescit, tardando timor.
 (勇気は行動で成長し、不安は躊躇で成長する)

Amans, sicut fax, agitando ardescit magis.
 (恋は松明のように揺り動かすと燃え上がる)

Saepe ne utile quidem est scire quid futurum sit.
 (未来に起こることを知った結果、損をすることもある)

Qui totum vult totum perdit.
 (全部を欲しがると何も得られない)

Deliberandum est diu quod statuendum est semel.
 (一度の判断で決めることは慎重に考えよう)

Quidquid Latine dictum sit, altum sonatur.
 (どんな言葉もラテン語で話されると深遠に聞こえる)
 ※ラテン語が日常会話に使われなくなった近代のことです

 (2010年5月10日から5月23日)

変更できないのならその計画は間違っている



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