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銀河企画:出版案内

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これから著者になる方と現在進行中の方へのご案内です。
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記事一覧

本の執筆者募集:ゲーム、遊び、ラノベ、詩絵本

銀河企画では、出版用の原稿を書いて頂ける作者を募集しています。 出版の理念  弊社、銀河企画では「遊びのアイデア選書」シリーズを刊行しています。これは、遊びとゲームを自分で創る人々と、工夫しながら実践する人々に向けた、知識・アイデアの情報提供書です。 出版物の概要 (1) 内容:ゲームや遊びの創作につながる知識・アイデアの読み物になります。 (2) 外観:各巻は原則としてB6/A5判・横書、ページ数は160ページ以内。表紙はカラー、本文は全部モノクロまたは全部カラーのいず

出版物の表紙や挿絵のデザインと画像データの形式

 以下は、当社(銀河企画)から出版する本の著者の方へ向けてのご案内です。本文の他に、表紙となるカラー画像データをご自身で用意して提出される場合にご覧ください。内容は当社独自になります。 ・表紙(カバー)のデザイン  表紙は、書誌情報として画像が登録され、オンラインショップの注文画面や書店・図書館に備わっている端末にも表示されますので、とても重要です。内容を視覚的に伝える手段として最も注力する点になります。 ・ウラ表紙のデザイン  表紙以外にもウラ表紙をデザインすること

軽出版とテーブルゲームの新たな展望

はじめに  近年、出版業界やゲーム業界において、小規模な組織や個人でも高品質なコンテンツを提供できる環境が整いつつあります。本記事では、「軽出版」とテーブルゲーム市場の現状、今後の展望について考察し、書店の再活性化についても言及します。 軽出版とは 「軽出版」とは、発行部数が数百部~千部程度の物理的な書籍を出版する形態で、電子出版を除いた小部数の紙媒体出版を指します。これは従来の大手出版社が手掛ける万単位の大量生産とは一線を画します。事業形態から見た同系統の言葉では「個

小説やエッセイを紙の本で出版するメリット

 私たちが情報や物語、考えや想いを伝える手段は、現代の技術の進化とともに多様化しています。特に、電子出版が普及し、誰もが簡単に作品を公開できるようになった現在、その選択は非常に魅力的であることは確かです。しかし、ここで一度、紙の本という伝統的な形式の価値について考えてみましょう。  先ず、紙の本の最も大きな魅力は、その「体験」にあります。物理的な「紙」で存在している書籍は、手に取る感触やページをめくる動作を通じて、読者に特有の読書体験を与えます。この独特の感覚は、電子デバイ

新刊 SFコミック「リサイクルブレイン」(原作:米村貴裕、漫画:筆野咲)

 銀河企画からSF漫画コミックの小説「リサイクルブレイン」(原作:米村貴裕、漫画:筆野咲)が発売されました。本作品は、前編《夢幻の生命》と後編《異界の生命》に分かれています。 1. 小説の概要  この作品は、未来的なテーマパークとその中で生きる空想生命体との関係が、現代の技術進歩と倫理の衝突を描き出す、非常に深いテーマを持っています。従業員の山野ハヤテと恋人であるドラゴンのヴィーネの関係を中心に、物語は進みます。「プログラムされた愛情」かもしれないという疑念が示すように、

新刊 寿甘・著『ストーリービルダーズ外伝 短編集』

 銀河企画刊の寿甘著『ストーリービルダーズ外伝 短編集』は、既刊『ストーリービルダーズ』の内容を補完する三つの短編小説から成っています。 1. 小説の概要第一編「なぜ超知能は人類を滅ぼすと決めたのか」  汎用人工知能「すあま」は、中性的な外見と声を表出した超知能であり、人類の文明を救うために生み出されました。彼は、世界を管理する役割を担いますが、最終的に人類を滅ぼす決断を下します。物語は、科学者であり「すあま」の生みの親であるタキザワ博士や、彼の同僚であるラインハルト・カ

新刊 米光一成・著『思考ツールとしてのタロット』

 『思考ツールとしてのタロット』(銀河企画)は、タロットカードを通じて思考の新たな扉を開く指南書です。ゲーム作家として有名な著者の米光一成(よねみつ かずなり) 氏は、単なる占いの道具としてではなく、思考を広げるためのツールとして、タロットの役割を再構築しています。  本書は、過去に著者自身がおこなった講演に準拠して、初心者でも理解しやすいように構成されており、カードの象徴や歴史を詳細に解説しつつ、それを現代の生活にどう活用できるかを丁寧に教えてくれます。  特に魅力的な

新刊 高畑吉男・著『お話の小屋で。妖精物語集』(絵:しみずとしやす)

 『お話の小屋で。妖精物語集』(銀河企画)は、アイルランドやヨーロッパに伝わる古くからの妖精譚を現代に蘇らせた一冊です。一般には「妖精譚」と聞くと白雪姫や人魚姫のような童話を思い浮かべるでしょうが、この本では現地の人々によって語り継がれてきた目撃譚や遭遇譚といった興味深いエピソードも収録されています。  本書では、現役の語り部である高畑吉男氏が、これらの妖精譚を再話し、翻訳しています。妖精がよく現れる場所や妖精に好かれる植物など、さまざまなテーマに基づいた物語が収録されてお

2024年(辰年) あけましておめでとうございます

 昨年は様々な試みが少しずつ前進した1年でした。体調不良もありましたが、何とか克服しています。BLOGをnoteに切り替えたことで、個々の記事が整理し易くなりました。そこで、改めてこれまでの足跡をまとめようと思います。以下で紹介するのは、私が柴崎銀河の名前でプロデュースした作品です。著者とスタッフの皆様に感謝します。 ◎出版物 4年前に「遊びのアイデア選書」というレーベルを立ち上げ、これまで13巻まで発行できました。出版社としての知名度は低いのですが、書店への物流に必要な最

柴崎銀河(SHIBASAKI Ginga) の自己紹介

現職:銀河企画 代表取締役社長。千代田区にあるコンテンツ制作会社(教育・研究、ゲーム、出版)。 前職:NTT参与、研究開発本部・総合プロデューサー。 ☆ NTT在職時代に、研究所でネットワーク理論・AI・アルゴリズムなどの技術を開発し、グループ会社で新ビジネスの開拓を手伝ってきた。その後、教育とゲームの分野で小規模ながら自分で考えて行動できる会社を設立して独立。 本名:柴崎 雅史 (SHIBASAKI Masashi) 資格:工学博士 (早稲田大学, 情報通信分野)、電