大学生選手向けリクルーティングブック「一生トライしよう。」完成!
こんにちは!静岡ブルーレヴズの代表兼GMを務めております山谷拓志(やまやたかし)です。選手リクルーティングにかかわるスタッフでnoteを始めることになりました。ということでまずは自分の投稿からスタートしてみたいと思います。
この度、主に大学生の選手に向けたリクルーティングブック「一生トライしよう。」が完成しました。制作にご協力をいただきました株式会社まなざす代表の林 慎一さんには感謝を申し上げます。
このリクルーティングブックですが、実は過去にも制作したことがありました。自分がリンクアンドモチベーション社に在籍していた2005年、ヤマハ発動機ジュビロ(当時)の強化をお手伝いしている中で、チームのことを大学生にしっかり伝えたいという、当時マネージャーだった堀川隆延さん(現監督)の思いを受けて制作したのがリクルーティングブック「TRY」でした。
この2005年に初版を制作した「TRY」は、社員選手やプロ選手を問わず、このチームで何を成し遂げたいのか、どんな思いでこのチームを選択したのか、引退後にはどのようなキャリアが描けるのか、といったことをストレートに伝えることで、大学生が社会人チームを選択する際の判断基準や多様な視点を提供したい、というコンセプトで制作しました。
選手がチームを選ぶ際には様々な条件や基準があるはずです。強いチームであることや、報酬金額という条件だけでチームを選んでいるわけではないと思います。自分が成長できるチームなのか、自分のプレータイムが伸ばせるチームなのか、どのようなスタイルのラグビーをするチームなのか、共にプレーする同僚や先輩やコーチ達はどんな人なのか、ファンやスポンサーが多いチームなのか、引退後にどのような選択肢があるのか、などなど。チームを選ぶ条件や基準には様々なことがあり、そしてその基準に対する優先順位や価値観は人それぞれであるはずです。
しかしながら、そのようなことには気付きつつも、周囲の人や親から「強いチームに行きなさい」「給料の高い会社に行きなさい」と言われてしまうと、なんとなくそうなのかな…と漠然と決断をしてしまう人は少なくないと思います。もちろんそれが望ましくないということではないのですが、もしかすると自分が本当にやりたいことや成し遂げたいことに気づかぬまま、自分の将来の可能性やチャンスを逸してしまっているかもしれないのです。自分の決断に正解はありません。だからこそチームを選択をする時には様々な視点を知り、その上で考え抜いて決断して欲しいと思っています。
静岡ブルーレヴズでは、大学生が進路となる実業団チームもしくはプロチームを選ぶ際に様々な視点を提供したい、そして静岡ブルーレヴズには様々な考えや思いをもってプレーしている選手たちがいること、引退後も熱い想いで仕事に取り組んでいる人たちがいることを知ってもらいたいと思い、2005年以来のリクルーティングブック「一生トライしよう。」を新たに制作しました。静岡ブルーレヴズには一生トライできるチャンスや可能性があります。ぜひ多くの大学生選手の皆さんやご両親の皆さまにご一読をいただければ幸いです。
「一生トライしよう。」は下記よりPDF版をダウンロードいただけます!
次回はもう一投稿、自分から「静岡ブルーレヴズが選手のリクルーティングで大切にしたいこと」についてお伝えしたいと思います。
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