【実践事例紹介】藤枝市立岡部小学校 「Pepperを自分の好きなように動かしてみよう。」

みなさん、こんにちは!
今回ご紹介するのは、藤枝市立岡部小学校 4年生の活動です。
岡部小学校では、コロナ禍でのロボットの活躍を学んでくれました。パソコンの基本操作から、ロボットのプログラミングまでの様子を教えてくれたので、ご紹介したいと思います!


活動概要

・対象学年:小学4年生
・実施時間:8時間
・実施教科:総合的な学習の時間

目的

●知識及び技能
・コロナ禍で、人との接触を避けるのにロボットが活躍していることを知る。
・パソコンやローマ字入力などの基本的な操作を習得する。

●思考力/判断力/表現力等
・うまくいかなかった経験を基に、自分で何が悪かったのか、次に生かすにはどうしたらいいのか考え、「プログラミング的思考」を育てる。

●学びに向かう力/人間性等
・コンピューターを自分で動かす楽しさを知り、自ら進んで学習に取り組むことができる。


学習活動

①課題の設定
●問題を知る

・コロナ禍で、人との接触を避ける現代で、ロボットの活躍を学ぶ。

●自分事にする
・身近にどんなロボットがあるのか話し合い、商業施設のお寿司屋さんにPepperがいることを確認する。

②整理・分析
●プログラミングする
・じゃんけんをしたり、物語を読んだりしてくれたり、楽しむ機能があることを知り、自分でもPepperを動かしてみる。

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●発表する
・完成したプログラムをクラス内で発表し、授業の振り返りをする。


成果発表会

・単元名:Pepperを自分の好きなように動かしてみよう。
・実施場所:パソコン室

【発表の流れ】
 1.近くの席の4~5人でグループをつくり、自分のパソコンでPepperの動きを考え実際に動かした。

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 2.授業時間の最後に、代表のグループ(4~5人)が考えたプログラムをPepperに本体に流して発表。
 3.代表グループによかったところ等を話し合い、感想を発表。

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先生のコメント

 子ども達は普段使わないパソコンを使っての学習を楽しみながらおこなっていた。自分のパソコン上の仮想Pepperの動きを確認しながら、自分の好きな動きを表現しようと頑張っていた。自分の思い通りに仮想Pepperが動かなかった時、どこが間違っていたのかを論理的に考えている姿が印象的だった。また、全員はできなかったが、自分がプログラムした動きを実際のPepperの動きとして表現した時、子どもは嬉しそうにしていた。


最後に

自分でプログラミングした行動を実際にPepperが表現してくれると、とっても嬉しいですよね♪
思い通りの表現が出来なかった時は少し難しかったかもしれませんが、その分上手くできたときの喜びはもっと大きくなったのではないでしょうか?
今回上手くいかなかった方は、また挑戦してみてください!

以上、藤枝市立岡部小学校のご紹介でした!

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