修学旅行生向け「スポーツマンシップ講座」@Kandu

みなさん、こんにちは!Pepper 教育ブログ編集部です!
今回は、Kanduという千葉県の施設で実施されているPepperを活用した「スポーツマンシップ講座」について、その内容を企画されているソフトバンクの星川さんに伺いました。
(Kanduについてはこちら:https://www.softbank.jp/corp/csr/next-generation/education/kandu/)


↑講座の様子その1

〇インタビュー内容
編集部:修学旅行生はどこからいらっしゃるのですか?
星川さん:千葉を中心に、埼玉、茨城、遠くは名古屋からいらっしゃいます。毎回、約200人ほどの来場で、一斉ににアクティビティを回る事が難しく、また、コロナの時期だったため、密になってしまうことを避けるためにもあり2班に分かれて行動することもあります。

編集部:児童・生徒さんたちはどんなことが施設内で体験できるのでしょうか?
星川さん:出展企業別に体験できることが分かれており、ご要望によって、航空会社さんご提供のマナー講座やトイレタリーメーカーさんご提供のヘアケアの勉強ができる講座を行うときもあります。ソフトバンクの出展では、ソフトバンクロボティクスの人型ロボットPepperを活用して、ロボットエンジニアの体験をして頂ける他、スポーツマンシップについて来場者に学んでいただきます。
今回の視察時は、1班がテーマパークを回っている間、もう1班はキャリア教育について学んでいただきました。その中で、スポーツマンシップ講座を実施しました。
Kanduでのスポーツマンシップ講座は、千葉商科大学サービス創造学部の学生さんに講師として登壇いただいています。学生さんの「小中学生にスポーツマンシップについて伝えたい!」という思いから実現しました。ソフトバンクも千葉商科大学さま、日本スポーツマンシップ協会さまと連携してサポートしています。

編集部:視察された時の会場の様子はいかがでしたか。
星川さん:「スポーツマンシップとは何か?」について、一方的に教える講座ではなく、質問やクイズをつかって、来場者に考えてもらう形式にしています。Pepperからの質問に対して、全員で答えたり、挙手してもらったりして盛り上がっていました。普段、深く考える機会が少ないテーマであり、クイズの正解が意外なものであったときは、驚いた様子だったり、納得しているリアクションが見られました。

編集部:来場されていた方の感想を教えてください。
星川さん:生徒さんからは、「運動はしていないけど、なるほど〜と思った」「実生活に役に立つと思う」などのお声を頂きました。また、プログラミングに興味を持ってくれた生徒さんもいて、Pepperの動きに注目している生徒さんが多かったです。
先生からは、「運動部に入っている子が多いので役に立った」「自分自身も初めて習うことで大変おもしろかった」という声をいただきました。

編集部:今回の取り組みは継続的に行う予定ですか。
星川さん:次回は1月に千葉市立の学校がいらっしゃるので、そこで行う予定です。取り組みを継続し、多くの方に受講いただきたいですね。

↑講座の様子その2

編集部:今回は、Pepperを活用した「スポーツマンシップ教育」の講座についてのご紹介でした!Pepperのコミュニケーションロボットとしての良さをとっても引き出していただいていると思います。来場された方も楽しんでいただけているようです!

Pepperを通じて、スポーツマンシップの輪が広がっていきますように!

今回の記事で、年内の更新は最後となります。
本年、たくさんの方にお読みいただき、ありがとうございました。

新型コロナウイルスの猛威、GIGAスクール構想への対応など、大きな変革が起きた1年だったかと思います。来年は子どもたちにとって安息とたくさんの楽しい経験を得られる「日常」が戻ってくることを願っています。

弊社も教育機関の指導者のみなさまや子どもたちをサポートする企画を来年も継続して計画・ご提供する予定です。

みなさま、健やかによき新年を迎えられますことを。

Pepper 教育ブログ編集部