地元企業 × Pepperコラボレーションで新しい教育の姿を!

本日は、全国で初めてとなる、宮崎県延岡市の企業7社が連携したPepperを活用したプログラミング教育支援の取組みをご紹介いたします。


旭化成株式会社(小堀秀毅社長)、上田工業株式会社(森龍彦社長)、清本鉄工株式会社(清本邦夫社長)、株式会社興電舎(甲斐稔康社長)、延岡信用金庫(松山昭理事長)、延岡鉄工団地協同組合(黒木保善理事長)、株式会社山内システム(山内浩二社長)が連携し、宮崎県延岡市の全小学校に対し、令和3年6月より3年間のプログラミング教育支援としてPepper7台を配備し、順番に貸与しながら全ての学校をサポートします。

6月24日には、延岡市役所で贈呈式が行われました。
支援企業の代表者や読谷山洋司市長、澤野幸司教育長らが出席され、各社から目録を受け取った読谷山市長は、「有効に活用させていただきます」と感謝状を手渡しました。
旭化成延岡支社の末次稔支社長は、「延岡に拠点を構える企業みんなの思いとして、延岡で育った子どもたちが将来この延岡を愛し延岡の地で働きたいと、いろんな成果を上げてくれる子どもたちにたくさん育ってくれることを期待しています」とあいさつしました。

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今回の7台のうち1台は、地理的な状況などを踏まえ島野浦小学校(平田政行校長、20人)に常設。残る6台を26校でローテーションを組んで配備するこのことです。

Pepperを常設する島野浦小5・6年生7人はオンラインで式に出席しました。

Pepperから、
「支援企業の皆さん、延岡市の学校に送り出してくれてありがとう」
「島野浦のみんな、僕と一緒にプログラミングを楽しもうね」とあいさつ。

島野浦小の児童は、
「これから学校での出来事にペッパーくんが加わることが楽しみ。
島野浦小にPepperくんを送ってくれてありがとうございます」
とお礼の言葉を述べました。

澤野教育長は、複数企業からの支援に「地域の期待を教育委員会としても強く感じた」と感謝。「(子どもたちには)企業の思いをきちんと伝え、何のために学ぶか考える機会にできればと思う。延岡市ではこれまでも多くの企業に支援していただいてきたが、今回新たな教育の支援がスタートしたと感じた」とのことです。

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7/7には、Pepperが島野浦小学校に初登校しました!

子どもたちとの対面式が行われ、Pepperが島弁で自己紹介をしたり、一緒にラジオ体操したりするなど、子どもたちは大喜びでした。
 その後、5・6年生はプログラミングを習って、実際にPepperを動かしたりしゃべらせたりしました。自分がプログラミングしたことでPepperが動くことに感動してくれたようです。

校長先生からは、Pepper到着後の様子を教えていただきました。
「毎日毎日、Pepperは大人気です。
下学年は、Pepperに付いているクイズ等で遊んでいます。
中学年は、プログラミングに興味津々のようで、PCの文字入力練習に力が入っており、高学年は、Pepperと自分が掛け合う(会話するような)プログラミング編集を行っているようです。」

これから、Pepperと一緒にたくさんのことを学んでほしいですね。

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以上、企業と学校の教育コラボレーションについてご紹介いたしました。

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