【Robo Blocks】6/13のアップデート内容のお知らせ
こんにちは!Robo Blocksチームのムラタ ミワです。プログラミングツールRobo Blocksのプロダクト管理を担当しています。
今回は、アップデート内容のご紹介です!
6月13日に、Robo Blocksのロボアプリ(ロボットのPepper側のアプリ)のアップデートを行いました。
アップデートの内容は以下の通りです。
※今回のアップデートは全て、新バージョン機体をご利用中のお客様、Pepper for Homeをご利用中のお客様が対象です。
大きく2つのテーマで改修を行いました!
1. スタート(緑の旗)/ストップボタン(赤丸)を非表示に改修
プログラム実行中に、スタート(緑の旗)/ストップボタン(赤丸)を非表示にしました。
これにより、開発したプログラムを使って、Pepperを現場で活用する際に、エンドユーザーが誤ってストップボタンを押してしまうことを避けられるため、より社会実装がしやすくなりました。また、ディスプレイの表示文字や画像に、スタート/ストップボタンが被ってしまうこともなくなりました。
スタート/ストップボタンを再表示する際は、ディスプレイ右上端を、上から下にスワイプしてください。
スタート/ストップボタンを再表示する方法(以下画像)を、プログラムロード時に、Pepperの胸のディスプレイに表示するようにしました。
2. PC上のバーチャルPepperとロボットPepperの動作の差分解消の改修
バーチャルPepperでは正しく動くことを確認したのに、ロボットのPepperで動かすと違う動作をする、という体験を改善すべく、以下の改修を行いました。
1.「画面の触られた位置」ブロックの初期化タイミングを統一しました
2.「聞き取った言葉の値を取得する」ブロックの初期化タイミングを統一しました
3. 集合ブロックで[A OR B]の結果の画面表示における数字の並び順を統一しました
4. 「○をしゃべる」ブロックに「〜」「~」が入力された際の発話内容を統一しました
5.「QiChatの言語」をEnglishにしたとき、「u:X ユーザ○ ロボット○」ブロックの○を全角英字で入力された場合も、聞き取りを開始できるようになりました
6. 「特殊文字」ブロックの使用が可能になりました
7. 「○回繰り返す」ブロック内の処理が空の場合においても、後続ブロックが実行できるようになりました
8. 「○になるまで繰り返す」ブロック内の処理が空の場合においても、後続ブロックが実行できるようになりました
9. 「ボリュームを○にする」ブロック、「ボリュームを○ずつ変える]ブロックで設定した値を、「ボリューム」ブロックで取得できるようになりました
最後に
今回は、より快適に、PepperとRobo Blocksを使っていただくための改修を行いました。
普段、ちょっと使いづらいな、と感じていたことが少しでも改善できていると嬉しいです。
今後とも精進して参りますので、引き続きよろしくお願いします。
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