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なぜ「失敗」してはいけないのか?

この前、子供たちとお風呂に入っていると娘にこんなことを聞かれた。

「失敗するのはよくないの?」

どこで気になったのか、いい質問だなぁ。
パパは「失敗」したらラッキーと思うよ。と教えた。大人なら誰でも知ってる。失敗に学ぶことの方が多いことに。

でも、子供の頃、失敗したくないなぁと同じように思っていた。
娘に至っては失敗が良いか悪いか、そこから疑問を感じている。

例えばさ、自転車乗れるようになったじゃん
でも乗れるまでに何回も練習してたよね
あの時、失敗なんこくらいあった?

娘「いっぱい!!(なぜか風呂で急に立ち上がったw)」

そうそう、いっぱい失敗したよね。でも、失敗してるともっとこうしたらいいかもとか、感じなかった?

娘「…感じたかも。(今度は静かに湯船に浸かる)」

そうそう、それを見つけるために失敗ってあるんだよ。
だから、失敗って全然悪いことじゃない。むしろ失敗してラッキーだなとパパは思うんだよ。

縄跳びでもダンスでも、最初から上手にできる子いないでしょ?
パパだって新しいゲームするときにエイム調整したりするでしょ?

息子「ママもスプラトゥーンで試合始める前に練習してる!」

そうそう、あれって練習だよね?練習って失敗を見つけるためにやるんだよ。
だって、練習してるのって試合に勝ちたいとか、上手になりたいって思ってるからでしょ?だから練習するの。失敗集めるために。

娘「失敗!だいじ!集める!(ザバァ!)」

うん、座ろうか。お湯が顔面にかかったよ。
大人になるとね、いろんなことが出来るようになって、失敗するのがどんどん怖くなるんだよ。なんでかなー。不思議だよね。たぶん、みんな色々出来るから「うまくできない自分」を見られたくないのかもね。だからね、大人になっても失敗怖がってる人って、全然よくなんないの。なんでかわかる?

息子「失敗怖がって練習しないからだ!」

そう!正解!失敗怖くて「やってみる」ってことをしなくなっちゃう。
息子と娘には、そうなってほしくないなぁとパパは思ってます。
だから、たくさん失敗を集めよう。失敗を集めるには、たくさん新しいことをやってみる!ってことだけ!

娘「パパ、酔っ払って帰ってきたときに転んでタオルかけるやつ壊しのたのも失敗だー!」

…う。うん。それはまじでやらん方が良いやつだから大人になったら教えるわ。

大人ぶって失敗のことを教えてたらピュアに泥酔失態を子供に突かれる34歳。失敗、大事。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。