かも。

学生。読書と音楽と絵が好き。

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最近の記事

読書日記『流浪の月』凪良ゆう

驚いた。ここまでの文才を感じたのが初めてだったから。この言葉を紡げる凪良ゆうさんに畏敬の念を示さずにはいられない。 僕は少し惜しい気持ちになった。このなんとも言えない宙ぶらりんな感情を一生心の中に閉じ込めて共に生きていきたいのに、と。でも僕は今日も明日も生きていくから、心は絶えず変化していく。名残惜しい。消えるまでの時間が夢のようだ。 悲しいとか辛いとか感情移入によって涙を流したのでは無かった。 登場人物たちが直面する現代のネット社会の問題や男女関係の考えでもない。 確かに

    • 読書日記「わたしの美しい庭」凪良ゆう

      ーあらすじ 小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びに来て、三人でご飯を食べる。百音と統理は血が繋がっておらず、その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。三人が住むマンションの屋上には小さな神社があり、断ち物の神さまが祀られている。悪癖、気鬱となる悪い縁を断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが___。 ー感想 最初の数十ページを読んで感じた。統理くんは素敵な言葉を選んで

      • 読書日記「太陽の坐る場所」辻村深月

        ーあらすじ 高校卒業から10年。大人になった元同級生たちの話題は、人気女優となったキョウコのこと。クラス会に欠席を続ける彼女を呼び出そうと、それぞれが思惑を巡らせ行動に出る。だが、一人また一人と連絡を絶っていく。これはあの出来事が原因なのか、、、?学生時代の教室内にはびこる悪意や痛み、現在の葛藤、挫折そして希望を鮮やかに描くストーリー。 ー考えたこと 学生時代、同じ青春を過ごしたクラスメイトから遠い雲の上の存在のような芸能人になってしまった”キョウコ”。大人になって仲間

        • 好きな歌詞達①ボカロ

          音楽が大好きな私の好きな歌詞達をここに残しておきたい。もちろん消えることはないのだが、なんとなく好きなものの好きなところは語りなくなるものだから。 私がこの曲に出会ったのはちょうど9月のことだった。ストーリー性のある歌詞で、いろんな感情が重なっているのに無機質な声で語られる。誤って人を殺してしまった君と行くひと夏の逃避行。逃げているつもりでもある結末へとただ向かっている。そんな君はふと、ナイフを取り首を切った。 九月は自殺が多い季節、六月はいじめの多い季節といわれていた。

        読書日記『流浪の月』凪良ゆう

          日記「 泣き止む 」

          1週間毎日朝と夜独りで泣いていたことがあった。明日が来て欲しくない叶わない願いを言い続ける痛みと簡単に来てしまう今日に絶望してしまう辛さ。明日が来なきゃいいのに、そんなの絶対にあるはずがない。分かっていてもつい呟いてしまう。 私は多分今日も何も出来ない辛さに気づいてしまった、現実を突きつけられた息苦しさ。 寝たくないと言い続ける毎日。それに伴うのは睡眠不足による不調だけだ。結局また朝がきてみんな日々同じことを繰り返す。 寝たくないと呟いて返ってくる言葉はいつも決まっている

          日記「 泣き止む 」

          お邪魔してます。

          初めまして noteの世界におじゃまさせていただいてます 自己紹介は苦手なものです笑 名前は置いといて、あとはなんでしょう。 文章からじゃ伝わらないことを語っておきたいですね 自分はこれから考えていることを書いていきたいと思っていますが、 それは自分が考えすぎな性格であり頭の整理をつけたいからです。 まだ何かを語るには若すぎる年齢かもしれませんが せっかくなのでこの性格と向き合い、いろんなことと早いうちから 向き合うことにしました 考えることは楽しい。 こんな考え方もあ

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