見出し画像

色々あった2021年から2022年こんにちは

みなさんこんにちは。年末年始をいかがお過ごしでしょうか。

この時期になると、1年を漢字一言で締め括り、新たな年を漢字一言で表現するのがここ数年のお決まりになってきました。

2021年は「変」化の年であり、2022年は「強」い年にしたいと感じています。そう感じた背景を少し振り返ってみようと思います。

2021年は「変」な年でした

2021年のスタートはひどいものでした。
1年前の僕は、新卒で入社した会社を退職し、職を転々としているような状態でした。2020年末、派遣社員として働いていたのですが、年末が迫ってワクワクしていた僕に、思わぬ通知が届いたのです。

「来月から来なくて良いですよ」

当時の派遣先からの解雇通知です。2021年を数日後に控えていながら、年明けの仕事がなくなってしまったのです。派遣切りという言葉を良く聞いていましたが、まさか自分が派遣切りに遭うとは思ってもいませんでした。

当時の僕は、人一倍将来のことを考えていたつもりだし、努力もしてきたつもりです。でもなぜこのような目に遭うかイマイチわかりませんでした。

どうにか短期の仕事を見つけ、2021年4月末まで合計4つの仕事をすることになったのですが、この薔薇の道を歩んでしまった変な要因は、後に転職活動をするうちに明らかになっていったのでした。

転職活動で「変」化のきっかけを掴む

2021年最初の数ヶ月は満足できる仕事につけなかったので、僕は転職活動をすることにしました。転職活動をする上で、書類を書いたり面談・面接をしていくわけですが、このプロセスが僕にとって非常に良い処方箋になったのです。

そもそも、当時の僕は良くも悪くも斜に構えており、社会を舐めていたため、自分なら何でもできるだろうと思っていました。しかし、書類選考では落とされるわ、自分よりすごくないと思ってしまうような人事に落とされるわ、散々な目に遭いました。

この時、本当にしたいことをするならば、それ相応の結果や実力、信頼が必要だということを肌で痛感したので、自分のマインドが強制的に変化させられたと思っています。

それまでの僕は、長所を伸ばすだけで良い、好きなことを言っているだけで良い、良い環境を作らない組織が悪いという風に、非常に自分勝手な思想を持っていましたが、社会でこれが通用しないことに気がついたので、「まずは置かれた場所で咲くこと」を意識するようにしました。

そんな時、現職の面接に合格し今の職場で働くことになるわけですが、これが、学生時代から続けていた僕の思考の探究の一つの終着点になっていたと思います。

それは「その人らしさや生きがいなんていうものは、結局自分で掴み取るしかない。それは、目の前のことに全力になることで得られる。」という形で自分の中に腹落ちしていました。

外部環境や思考の中だけで試行錯誤していた「らしさ」が、行動をしているうちに勝手に後から作られるものに変化したのです。僕にとってこれは、非常に大きな思考の変化でした。

自分の置き場を「変」えてからの成長

2021年5月から、新しい職場で働くことになりました。それは、コンサルティング業界という企業の課題解決のプロフェッショナルが集う環境です。頭脳を強みとする業界なので、論理的思考力や課題解決能力が求められます。

これらの頭の使い方は、今までの学校教育とは全く異なる思考です。従来の学校教育は、与えられて、かつ答えのある問題をいかに効率的に答えるかがポイントでした。

しかし、課題解決に求められる論理的思考力とは、自分自身で解くべき問題(イシュー)を設定し、解決策を自分自身で生み出すという特徴を持ちます。

学校教育に慣れていた僕にとって、このアプローチは非常に新鮮であると同時に、身に付けなくはならない能力でした。

僕の主なミッションは「採用」と「マーケティング」です。特に、採用では新卒採用をリードして、自社の未来を作るような学生さんをリクルートします。2021年はなんといってもこの採用活動から学ぶことが非常に多い一年になりました。

具体的な業務内容は長くなるので割愛しますが、学生さんと面談・面接することが僕の重要な仕事です。2ヶ月で150人弱の候補者さんとお話するうち、たくさんの気づきがありました。

①候補者は「自分」を通じて企業を見るため、面接官がイケてる必要がある
②社会が出すメッセージを主体的にコントロールできる学生は少ない
③自分のキャリア像を候補者に説明することで、ビジョンの整理になる
④採用メッセージを伝えるという”マーケティング的”発想が効果的
⑤クリエティブな仕事は良いオペレーションの中から見つかる

他にもまだまだあるのですが、①がやはり大きいです。相手に対して堂々と自分自身を語る必要があるため、一年前になよなよしていた自分とは別人のようになっていると思います。

人と対峙することで見えるインサイトを、どのようにナレッジ化していくかが、仕事できる人とそうでない人を分けるのかもしれないと思います。

2022年はどんな「変」化をしたいのか

無職になりかけた状態から始まった2021年ですが、周りの方々と日々お会いさせていただく候補者さんのおかげで非常に充実した2021年になりました。

採用とマーケティングという非常に面白い仕事とお役目をいただき、日々精進しているわけですが、自分自身の良い点・改善点もたくさん俯瞰できるようになりました。

学生時代から考えていた人生の意味のようなものを思索する時期は終わり、齢25になる本年は、いかに結果というインパクトを残せるかという点にフォーカスしたいと思います。

そんな想いを込めて、2022年は「強」い年にします。

強いとは、今までの種まきや経験を太くアウトプットに結びつける姿勢のことを指します。自身の目的や目標に向けて強く進んでいくことと同義なので、日々の健康管理や生活習慣、問題を解決するための思考力、採用とマーケティングの専門スキル、そういったものをアップデートさせて、2022年が終わる頃には良い一年を締め括れるようになってると良いと思っています。

皆さんはどんな2022年にしますか?

お互いの変化を楽しめるようになっていたら嬉しいです!

今年もゆるゆるnote書いていこうと思うので、本人もどうぞよろしくお願いします。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?