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豪徳寺の招き猫に会ってきた

こんにちは。
sbccの稲田 紗弓です。

前回の記事では宮の坂駅前にある江ノ電601号を見学してきた様子をまとめました。

電車好きな人もそうではない人も楽しめる展示車両ですし、ちょっと中に入って座ってみるのも時代を感じられて楽しいですよ。

今回は宮の坂駅から徒歩5分の豪徳寺の招き猫に会ってきました!ちなみにですが、豪徳寺へは東京都指定旧跡「世田谷城跡」からも歩いて約5分程の距離にあります。

豪徳寺ってどんなお寺?

豪徳寺といえば「招き猫」が有名で、発祥の地とも言われていますが、豪徳寺の招き猫はよくある小判は持っていないのが特徴です。

また豪徳寺は500年以上の歴史があり、敷地内に井伊家のお墓があることも有名です。

もともとは世田谷城主だった吉良政忠が伯母の弘徳院のために作った庵が発祥と言われていて、その後彦根藩の所領地になり、2代目藩主の井伊直孝が猫に導かれて現在の豪徳寺の敷地内に入り、和尚の説法を楽しんだことから菩提寺になったと言われています。
※井伊家の菩提寺になったという話には諸説あります。

ちなみに現在の「豪徳寺」の名前は1659年に改称されていて、2代目彦根藩主の井伊直孝の法号に因んでつけられたそうです。

井伊家の墓所は江戸時代の大名墓所としての形態をよく保存されているため国指定史跡でもあります。

参道を通って山門へ

豪徳寺の参道入口

宮の坂駅から城山通りを歩くと豪徳寺の参道口が見えてきます。私が訪れたのは4月中旬だったこともあり、八重桜が咲いていました。

豪徳寺の参道の八重桜

ちなみにこのまま城山通りを歩いていくと東京都指定旧跡の世田谷城跡に行くことができます。

この近さも世田谷区の歴史にとって重要な役割を担っていたことが伺えますよね。

参道を歩き始めると松並木が見えてきます。段々とお寺の敷地内に近づいている感じがして歩いていて気持ちよかったです!

豪徳寺参道の松並木

山門の前には都史跡 井伊直弼の墓とあって、この写真を撮っているときにちょうど歴史好きの親子連れが来て、めちゃくちゃテンションが上がっている様子でした。

山門にある都史跡の石

この山門の向かいに駐輪場があるので、自転車で訪れても大丈夫ですよ!

山門前の豪徳寺の駐輪場

山門から境内へ

豪徳寺の山門

この日、豪徳寺を訪れた私はお寺の参拝方法をちゃんと勉強したあとだったので、自信満々に山門の前で一礼し、敷居をまたいで敷地内へ入ることができました!

詳しいお寺の参拝方法はこちらの記事をご覧ください。

まずは仏殿へ

山門から仏殿まで

山門から仏殿まで歩いていると左側に三重塔が見えてきますが、先に仏殿へご挨拶をしました。

三重塔を見ながら仏殿まで
仏殿

法殿へご挨拶

次に法殿にご挨拶へいきましたが、途中で寺務所がありました。

受付はこちら
寺務所にはたくさんの方が御朱印の順番待ちをしていました

実は豪徳寺を訪れるのは2回目なのですが、前回は真夏の真昼間に訪れたためかあまり記憶がなく、こんなに広かったんだなと驚きました!

法殿

納骨堂と開祖堂

現在は開祖堂は工事中で見学することができませんでしたが、納骨堂は遠目から見ることができます。

納骨堂

法殿へのご挨拶が終わったので招福堂へ行こうと思ったら赤門のところも工事中?の様だったので遠目で眺めるだけにしました。

工事中の様子

招福堂

招福堂も工事中のため、いつもとは違った雰囲気でしたが、それでも招き猫たちが迎えてくれました!

2022年4月中旬は工事中だった招福堂

この招き猫たちは参拝客が購入し、込めた願いが叶ったのちに奉納されたものなので、なんだか縁起が良さそうですよね。

豪徳寺の招き猫

三重塔

豪徳寺の三重塔

2006年に創られた三重塔には招き猫や十二支がいるそうです!訪れた際にじっくりと探してみてくださいね。

鐘楼

豪徳寺の鐘楼

地蔵堂の近くに鐘楼がありましたが、どの角度からみても綺麗でしたが、この角度が一番好みでした!

地蔵堂

豪徳寺の地蔵堂

こちらの地蔵堂は2020年に出来たばかりなので、ひときわ新しさが際立っていました。

土足厳禁の地蔵堂

土日祝日と正月、お彼岸、お盆に解放されるとの事なので、平日は解放されていないそうです。

お手洗い・駐車場

山門を背にすると右手側に鐘楼や地蔵堂があるのですが、鐘楼から更に右奥に行くと駐車場や久昌殿がありますが、久昌殿には参拝客用のお手洗いがあります。

豪徳寺のお手洗いと自動販売機

こちらのお手洗いがかなり新しく、扉も自動ドアで開ける事が出来ます。

豪徳寺のお手洗いの扉は自動ドア

豪徳寺を訪れた感想

私が訪れた時は工事中ということもあって、いつもとは違った雰囲気ではありましたが、世田谷区内なのに広い敷地内に緑がたくさんあり、なんだか落ち着く場所だなと思いました。

仏殿の裏側にはベンチがあり、犬の散歩途中のご近所の方と思しき方が休憩をしていて、なんだか微笑ましたかったです。

次回は井伊家の墓所についてまとめていきます!


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