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『楽しんで』の一言には責任が伴う

外部コーチから部活指導員に切り替わって2ヶ月経過。活動の幅は広がるかと思っていたが正直、外部コーチの頃とあんま変わんない(笑)
手当が付くが稼働率が低いのでお金を貰うことに抵抗があるくらい物足りないかな。もっとやってほしい部活な(部活廃止派から叩かれそうだが)

6月は最初の土曜日が雨で流れることにでもなろーもんなら私の指導機会はゼロになる(期末考査OFFあるんで)…悩ましい💧

結果というものを求められないチームの特徴とも言えるけど、指導者として指導する機会が無いのは閑古鳥の鳴くラーメン屋に等しい💧
昨年の今頃は正にそんな感じで無人の河川敷グランドでノックしてた。その頃よりはまだマシか…

前回の記事で『勝利至上主義』に関する自論を述べた。

私はチームには勝って欲しい。
選手には上手くなって欲しい。
そうなることが競技を『楽しむ』ことに繋がると思ってる。それをきっかけに卒業後も生涯種別(趣味)でソフトボール続けてくれる子がいてくれたらなと思い、指導者の道を選んだ。最近、やる機会が減ったが私はゲーマーでもある。ゲーマーのソフトボール指導者に一言、言わせておくれ。


ゲームを楽しむことは
健全な勝利至上主義だ!


0対20で負けて楽しいことがあるだろうか?一方的にやられるならまだしも、自滅で失点、ヒットも出ない、ノーガードでボコられ続ける、どの瞬間を楽しめと言うのか?

『楽しむ』にはソフトボールの技術、知識がある程度、必要なんです。それを教えて試合に送り出すまでが私ら指導員の役割。言わば『攻略本』みたいなもんです、私らは。

試合が始まればユニフォーム組ではない私たちにやれることは無いんです。だから、指導が足りてないと思った時は選手にこの言葉を言えないんです。

『試合は楽しんで!』と…

楽しめるだけの指導を自分はやったのかと。この言葉が選手に重圧を掛けない為の優しさから発せられてるであろうということは理解出来る。

…なんだけど、強い相手と対峙する時なんかは戦車で来てる相手に竹槍1本持たせて『楽しんで!』と言うてるみたいで抵抗感しかない💧

もう全てのことを教え込んだ!
教えることは何もない!
後は試合でやるだけだ!
『試合は楽しんでこい!』

ここまで行かないと言えない。
『楽しんで』の一言には責任が伴う

見守る立場の親御さんが子供に言うのは全然良いですよね。

お子さんが楽しめてなければ…
それは私の責任です。
石でも投げてください。


小石でお願いします。


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