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外資系での生存戦略

こんにちは、ペリーコロさんです。
今回はペリーコロさんが外資系に転職した後、如何にして生き残る道を見つけたかについて語りたいと思います。

ペリーコロさんのコンプレックス

ペリーコロさんは変化に対する対応力が高いほうではありません。
もともと一つのことに対する集中力が高いので、その裏返しで新しい環境に慣れるのに時間がかかるのかなと思っています。

転職後、今の職場でイメージ通りに働けるようになるまで3年近くかかりました。
振り返ると、ビジネスレベルでの英語力が足りなかったこと、転職後初めて部下のマネジメントを任されたこと…、などなどがありましたが、一番大きなハードルは、

「周りの信じられないほど優秀な同僚たちについていけない」

というコンプレックスがあったことだと思います。

ペリーコロさんの失敗

当時、自分の出来ていないところを見つけてはキャッチアップできるように引き上げていく、ということを繰り返していました。
つまり、30点→70点(平均点)というアプローチです。
今思えば、これは自分には全く合っていなかった。

元来、興味がないことは全くやる気が起こらないにも関わらず、無理矢理頭に叩き込んでいたため、平均点にすら到達できなかったのも当然かなと思います。

また、出来ないからこそ長時間労働でカバーする、という負のループに入ってしまったのも完全に失敗でした。

結局、1年半ほどで無理がたたり、体調を崩して休職することになりました。
この時ほど転職しなければ良かったと思ったことはありません。

挫折からのカムバック


復帰後、とりあえず如何にして生産性を上げるかを追求し、自分のパフォーマンスの改善を試みましたが、今ひとつ突き抜けることが出来ずもがいていました。

このスタックしている状態から抜け出すヒントになったのが、野上麻里さん著「ピークパフォーマンス」の以下のところを読んだことでした。

「「野上さん、この会社には、頭のいい人、仕事で結果を出している人なら、ものすごい数がいる。ここからキャリアを構築していくには、会社に自分だからこそ貢献できる武器、〝売り〟を持っていないとだめだ」  とアドバイスをくれたのです。」

「これは、私にとっては、まさに目から鱗のアドバイスでした。それまで、とにかく一生懸命働いて結果を出していれば、キャリアは構築できると思っていたのが、会社における自分の売りを見つけ、自分の希少価値を上げろと言われたわけです。」
—『ピークパフォーマンス』野上 麻理著


ここでペリーコロさんは、

「ただ仕事ができるようになるだけでは生き残っていけない、自分の”売り”を武器にして、自分だからこそできる会社への貢献に特化しないとダメだ」

ということに気付きました。

持ち味をイカせッ

それからというもの、弱点を平均レベルに引き上げる考えをバッサリ捨て、自分の武器であるMicrobiologyに特化するようにしました。

勝負の仕方を変えたところ、出来ないことや苦手とすることを自然と他人に任すようになりました。
結果として、より自分の武器で戦う時間が増え、チームに対する影響力がどんどん増していくのを感じるようになりました。

また、自分ならではの価値にフォーカスした結果、自分の中で判断の切れ味が格段に良くなりました。
余計なことに執着しなくなったので、何を、いつまでに、どうやって終わらせるか、ゴール設定がクリアになりました。

定時に帰る日が多くなり、その結果集中力が増し、さらに仕事が早くなる正のループに乗ることが出来るようになりました。ヨカッタ🤗

これですッ‼︎


これが外資系で生き残るために、万人にとって正解なのかどうかは分かりません。
でも、少なくともペリーコロさんにはフィットし、「新たなオレに出会えたぜ」的な気持ちになりました😊

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