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【グルメ】「東京會舘 ROSSINI TERRACE」の季節のディナーセット(東京都千代田区)

今週、辻村深月氏の小説『東京會舘とわたし』の読書感想記事をアップした。

その記事でも書いたが、今年になってコロナ禍の行動制限が解除となり、久しぶりに女子会に参加した。その際の会場が、東京會舘1階のダイニング「ROSSINI TERRACE」(ロッシニテラス)さんだった。

まず、伝統ある東京會舘に足を踏み入れ、その厳かで華やかな雰囲気に包まれるだけで、乙女の心は弾む。そのうえ、こちらでいただいたディナーが素晴らしかった。

通常、私は、noteではB級グルメしか紹介しないのだが、今日は例外的に、A級グルメであるこちらのお店でのお食事をご紹介したい。

いただいたのは、季節のディナーセット。こちらが、当日のメニュー。

お値段は、前菜1品+メイン1品+デザート+コーヒー又は紅茶で、4,950円(税込・サービス料別)。前菜を2品にすると、プラス1,650円(サ別)。このような一等地にある有名なレストランとしては、意外にリーズナブルな価格設定だなと感じた。

参加者それぞれが、当日の気分に応じて、前菜とメインをチョイスする。私は、前菜を2品にし、メインには真鯛をチョイスした。

野菜のブレッセ ビーフリエット添え。美しい!
ヴィシソワーズ。器が二重になっており、間に細かい氷が入れられている。
真鯛のポワレ
東京會舘名物マロンシャンテリー

どのお料理も、目に美しく、繊細なお味で、とても美味しかった。

特に、デザートの「マロンシャンテリー」の美味しさには、感動した。マロンシャンテリーとは、東京會舘の名物デザートだ。裏ごしした栗の周りを、生クリームでデコレーションしたものだ。1950年頃、日本の洋菓子の祖として知られる、東京會舘初代製菓長・勝目清鷹氏が、モンブランをヒントに、日本人向けにアレンジして発案したそうだ。勝目氏の物語も、『東京會舘とわたし』に登場する。

それから、写真を撮り忘れたが、ドリンクには、「東京會舘風ジンフィズ」をいただいた。ミルクを入れたフィズだ。戦後の混乱期にこれが発案された理由も、同小説中に登場した。激動の時代に、ドリンクに真摯に向き合うバーテンダーたちのストーリーには、心を打たれた。

小説『東京會舘とわたし』とセットでオススメしたい。

美味しかった。ごちそうさまでした!

こちらのお店のホームページは、こちら。

こちらのお店の食べログのページは、こちら。

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