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【温泉】湯岐温泉「和泉屋旅館」(福島県塙町)

先週、湯岐温泉「山形屋旅館」さんについての記事をアップした。

今日は、同じ湯岐温泉にあり、「山形屋旅館」さんのすぐ近くにあるお宿「和泉屋旅館」さんに、日帰り入浴に訪れたときのレポだ。

こちらが、和泉屋旅館さんの外観。

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ところで、お宿の入り口近くに、以下の看板があった。

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幕末の老中であった小笠原長行が、江戸を脱し、会津へ赴いて新撰組と行動を共にする前に、この「和泉屋旅館」に14日間潜伏していたということだ。この静かな田舎町に、そんな歴史上の有名人が滞在していたとは、そしてその旅館が今でも営業しているとは、驚きだ。

話を戻そう。この日、日帰り入浴を受け付けているかを尋ねるため、事前にこちらのお宿に電話をしてみた。すると、「これから清掃をしようと思っているが、2つあるお風呂のうち1つで良ければ、入浴可能」ということだった。
 
早速伺ったところ、男女別の「八幡の湯」は清掃中だが、「鹿の湯」を貸し切りにして下さるということになった。

「鹿の湯」は、こちらのお宿のメインの浴槽。「山形屋旅館」の岩風呂と同様、通常は混浴なので、女性の私には、大変ハードルが高い。だから、貸し切りにしてくださるというのは、大変ありがたいお申し出だった。運がいい!

いそいそと、長い廊下を進む。

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こちらが、「鹿の湯」の入り口。「清掃中」の表示があるが、入って良いとのことだった。

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「鹿の湯」という名前は、安土桃山時代に、鹿が温泉で傷を癒やしていたことに由来するらしい。

ドアを開けると、明るいブルーのタイルが目に飛び込んできた。何と、美しい浴槽だろうか。

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大小2つの浴槽。小さい方は上がり湯。壁の一部には、石が使われている。奥の四角い湯枡の中で、源泉が自噴しているとのこと。

大浴槽の底から、湯枡からの自噴した源泉が、大量に供給されている!

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泉質は、アルカリ性単純温泉。透明で、ヌルスベの、ぬるめのお湯。ほんのり玉子味もする。気持ちよくて何時間でも入っていられそうだ。

しかし今回は、日帰りであり、清掃を予定されているということもあって、さほど長湯をせずに切り上げた。

次回は是非、宿泊して、この極上のお湯をゆっくり楽しんでみたい。

素晴らしいお湯でした。お世話になりました!

こちらのお宿の公式ウェブサイトはこちら。

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