１人もみんなでの時間も好き

「さざなみちゃんは、１人でも平気だよね」
と同い年の先輩に言われたことがある。

そうか、
１人だと気が進まないこともあるんだね。

私は割と１人で行動するのは好きな方だ。

カフェやカラオケに行ったり。
映画を見たり。
(最近カラオケはめっきり少なくなって
しまいましたが、歌は大好きです)

店内の音楽に耳を澄ませながら
ゆったり流れる時間に身を委ねるとホッとする。落ち着きます。

なんだろう、
変に"早くお店を出なければ！"と
急かされる気持ちになることもなく、気の向くままにのんびりと過ごせる雰囲気がありがたい。

ゆるーい時間が流れているのが良いね。

20代前半の頃は、
よく１人でライブに行っていた。

スピッツ、THE  BOOM、くるり、toconoma、セカイイチや相対性理論、amazarashi…
いろいろ聴きに行きました。

その日そのときのライブは１度きりで、
音をリアルで感じて聴ける時間が至福のひととき。
えもいわれぬ一体感もたまらない。

当時は
"こういうの一緒に聴きに行ける人がいたら良いなあ"とも思っていたけれど、あの頃はまだ同じ趣味の友達がいなかった。

でも、本当に好きだから
いつも充実していて楽しかったな。

今は夫や音楽仲間の方と行くことが増えた。

ただ、今でも夫婦お互いに１人でライブに行くこともある。(もともと仕事時間にズレがあって、休みが合いにくいのです)

帰ったら
聞いてきたライブの様子をお互いに話すのが楽しい。

１人の時間には、１人の良さがある。
ゆっくり考え事をして、自分と向き合う。

私はそれと同じくらい
みんなで過ごす時間も大好きだ。

選曲会議の後、
ゆるーいペースでバンド練習をしたり。

みんなでお互いの音やリズムに耳を澄ませながら、アンサンブルを作っていくのはやっぱり楽しい。

かれこれ8年くらい
夫や皆さんと音楽をやっていて
"あぁ良かったなあ"と思います。

音楽仲間の皆さんや学生時代の友達との食事も。

20代半ば、実家近くのギター教室に通い始めたからこそ皆さんに出会えた。
ありがとう。

それをきっかけに聴く音楽の幅も広がって、
Oasisや洋楽の良さを知ることができた。

誰でも自分の好きなことを話しているときは
楽しいと思うし、笑顔は素敵です。
そんな瞬間、"あ、私も今　一緒にここにいられて良かったな"と思う。

年齢は近かったり、
ひと回り、ふた回り離れていても
同じ趣味を通してずっとご縁が続いているのが嬉しい。

中学の友達にも来月久しぶりに会える。
(夏は私が自宅療養になったせいで、流れてしまって申し訳なかった)

結婚して遠方に住んでいる子もいて、
なかなか5人で集まれないときもある。
それでも、次に会えたときは
きっと中学時代に戻ったようにまた話せる。

それも楽しみ。

１人の時間も
みんなとの時間も。

どちらも同じくらい大切にしたい。