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予定を立てられない今こそ、みんなの優しさが身に染みる

数ヵ月先まで
休み希望が書かれた事務室のホワイトボード。


後輩の子が夏に4連休を取っていて、
とても嬉しそうだった。
どうやら夢の国へ遊びに行くらしい。

彼女にとって、
とても充実した時間を過ごせたらいいなと思う。


みんなの話を聞いていて、ふと思ったこと。
"予定を立てられるって、いいね。"


不妊治療をしていると、
とにかくまあ先の予定が立てられない。
旅行などの予定は、尚更。

これは通院されてる方なら、
きっと感じたことがあるんじゃないかな。




3月の大阪旅行は、
ちょうど前日までに自己注射→採卵→
受精結果説明→子宮鏡検査を終えられたので、
なんとか行けた。

(正直直前まで、”治療の予定と被らないかな”と内心ヒヤヒヤしていました)

”今行かないと、
多分一生後悔するな”と思ったから、
中学の友達みんなと会えて本当によかった。


人工受精や体外受精の場合、
次回受診日はエコー検査での卵胞の成長具合による。
それによって、内服日数、自己注射、採卵、
人工・体外受精(移植)の日程が決まる。

だから、
その間2、3日に1回通院するときもある。
度重なる診察の度に、突然半日とか1日仕事を休む。


それがいつも本当に申し訳ない。



でも、それにも関わらず

"今1番大切なことだからね。
レセ期間中(毎月の繁忙期)でも、
休みたいときは遠慮しないでちゃんと
言うんだよ。”と言ってくれる同い年の先輩、

こちらの事情を知らなくても、
残り番を代わってくれた後輩に
いつも感謝の気持ちしかない。


GW出勤の振り替え休日は1日あるけれど、
私は今月末の手術で消えてしまう。
その代わり、”有休を使わなくて済んだんだよね”とも思う。


ありがたいことに
私たち夫婦共通の音楽仲間の方にも、
”夏にみんなで旅行に行こう”と誘われている。

でも、いつ受診に行くことになるか分からないから、今回は行けそうにない。

重い雰囲気にさせてしまったら
申し訳ないので、
サラッと治療のこと、
”また行くときは、教えていただけたら
嬉しいです”とお伝えしようと思う。



私の場合、外科的な症状ではないから、
端からははっきり分からないけれど。


不妊治療は、目には見えないたくさんの複雑な葛藤と新たな発見がある。
(自分自身の体についてきちんと知って、学ぶきっかけになっているから)


特にモヤモヤする気持ちとは、
自分に合った方法でうまーく付き合っていくのが大事。
自分の中に溜め込むのが1番よくない。


長い目で見たら、
きっとほんの一時的なもの。
ときには、そんな時期もあるさ。


何でもそうだけと、
やっぱり経験してみないと分からない。
初めて知ることは何歳になっても多い。

たくさんの記事がある中、 時間を割いて最後まで読んで下さり、 本当にありがとうございます☘️ きっと素敵な方ですね^^ 記事との出会いも一期一会。 ご縁の1つだなあと思います。 自然に続いていくご縁を大切にしたいです。