全世界で日本最下位！？太る（肥満の）一番の理由。

太ってしまった！痩せなきゃ💦

と思った時、
ほぼ９割の方は「食べ過ぎた」「運動不足」という言葉が頭に浮かび

食事制限、ランニングをやろうとしてますね。

昔は、「肥満は見せ物になる。」と言われるほど肥満は程遠いものだったのに、今では男性が３割、女性が２割ほどは肥満といわれています。

でも、よく考えてみましょう。
あなたが食べすぎる原因は、なんでしょうか？
運動不足の原因はなんでしょうか？

根本的な原因を解消することがや、健康、美容に直結する「本当のダイエット」になるのではないでしょうか？

【本日の結論】
✅睡眠不足が全ての元凶！？
７時間以下の睡眠時間は身体、メンタルともに太りやすくなる。

皆さん普段どれだけ寝ているでしょうか？

実は世界的に見ても日本の睡眠不足は浮き彫りになっており、２０２０年の記事では寝不足世界ワースト1位の日本と言われ、日本人の睡眠時間は平均6時間27分と発表されました。

参考記事：https://www.bcnretail.com/market/detail/20200318_162643.html

■なぜ寝不足がデブにつながるのか？

原因には、大きく２つありまして、１つめは
✅ホルモンバランスの乱れからくる食欲アップの問題であります。
 
 
これに関しては2008年の実験(PubMed ：健康な女性のエネルギーバランスとインスリン感受性に対する部分的な睡眠不足の影響)が有名でして、被験者たちに、1日4時間しか寝ない生活を5日間ほど続けてもらったところ、普段よりも摂取カロリーが20％も増えた結果に。
 
 
これは、睡眠が足りないと、インスリン・コルチゾール・レプチンといったホルモンのバランスが崩れてしまうのが原因。

いずれも食欲や代謝をコントロールする作用がありまして、肥満体型な人の多くは、これらのホルモンが効かなくなってるケースが多いのです。💦

  
また、この現象は、「たった1日の寝不足でも起きる」ってデータもあるのが怖いところです。

一晩の睡眠時間が4時間を下回っただけで、被験者のインスリン抵抗性がアップし（＝糖尿病の危険性が増えた）、コルチゾールも増えて、結果として激しい空腹に苦しむようになっちゃうみたい。いやー、おそろしい。

もう１つ、寝不足と肥満の関係で大きいのが
✅ドーパミンの問題。
 
 
ドーパミンは、やる気や快楽をコントロールする脳内物質で、食欲にも大きく関わっております。おいしい食べ物を口にすると、ドーパミンがブワッと分泌されて、脳を満足させてくれます。
 
 
ところが、睡眠不足により脳の構造が変わり、ドーパミンの効きが悪くなっちゃうことがわかったんです。

つまり、寝不足がつづくと、
「人間の脳はいくら食べても満足しないように変わってしまう」という。

これは、麻薬中毒の人の脳と、ほぼ同じ状態であります。寝不足だけでここまでの変化があるので
常に寝不足の方は、太りやすいというのも納得です。
 
 
これまで、食べ過ぎが起きる仕組みとしては、
 
1. おいしいものをたくさん食べる
2. 脳が満足しにくくなる
3. 食事中毒！
 
って考え方がメインだったんですが、実際のところは、
 
1. 「寝不足がつづく」
2. 脳が満足しにくくなる
3. おいしいものが食べたくなる
4. 食事中毒！
 
 って可能性もかなり大きいと見方が変わってきています。

いかがでしたでしょうか？
昨今今の生活では、私たちを楽しませる娯楽が溢れ、スマホの発展で寝る前にツイッターを眺めたりYouTubeを見てたら寝る時間が遅くなってしまったという方は非常に多いかと思います。

自分の体型がくずれ、ダイエットをしなきゃと思うかたは

まずは自身の睡眠に目を当ててみるのはいかがでしょうか？

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