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深夜だし吐露吐露の内面明かす。【深夜ラジオnote】

「酔っ払いにSNS」って、ことわざがすでにあるのかどうか知らないけれど、とにかくぼくは今、すごく酔っ払っている。酩酊の世界から、明晰のそちら側へ語りかけるのは至極困難なことなのだけど、それでも吐露したい感情が吹き溜まっているのだ。酩酊の勢いを借りなければ、こんな大胆なことはできなかろう。この落書きは、公開するのかも、明日には消してしまうかもしれないが、それでも今この思いのすべてを書き殴りたい。公開は後悔につながるのか、はたまた公害につながるのか。ただただ未規定性の渦に身を委ねたい。どうなってかまわない。すべてぶちまけてしまえ。

これはある会社のある役員から届いたメールだ。
ぼくが在籍していた会社だ。
はっきりとマイナスの存在だと認定を受けた。今となってはこんなチリ紙みたいな出来事と思うが、社会人1年目に「あてにしてた会社」からこの決定は正直、かなり喰らった。
というのも、この言葉は、この時のぼくにとって「死ね」も同義だったのだ。大学卒業と同時に、アコムで借金生活が始まる人間の気持ちを想像していただきたい。
だが、いろんな運と縁が重なり今なんとか生きている。社会で生きる術も身につけたし、スキルも身につけた。金も威張れるほどじゃないけど、なんとか稼げるようになった。
だけど、ぼくはこれを彼から言われたことは二度と忘れない。(恨んでるのとは違うよ)
ぼくという性格は結局マイナスなのだ。登場、結果も出てたし、評価もされていたはずだった。それなのに、突然の手のひら返し。全員が責任転嫁をし合って、「実はあいつが悪い。ぼくは悪くない」みたいなフォローの言葉は、じぶんが嫌われたくないだけでしょ?
そして、ぼくのクビは、いろんなこじつけた理由はあるけど、要するに金だった。この時、この会社は創立以来の危機に瀕していた。要するに、口うるさいのを予算カットされたのだ。
もちろんこの話自体は、全体像が見えて和解している。そんな事情だって、飲み込んだつもりだ。社長から頭を下げて謝られた。
それでも、こうして怒りが湧き上がる。
本気で悔しかった。何よりぼくは彼らと契約では表せない関係があると思っていた。

勘違いしてほしくないのだが、この役員が許せないわけではない。
社会に順応できない自分自身がだ。
大学まで卒業しておいて、まともに生きてくことすらできない自分自身が許せなかった。みっともなくて情けない。

でも、ぼくは、性格がこんな性格だ。
気の悪い人間ではないから友達だってたくさんいる。
それでも、やっぱり組織には馴染めない。

治すための努力はたくさんしたけど、どれか1つを治せば済むシンプルな問題では、どうやらないらしい。
原因を探れば、躁とか鬱とかADHDとかASDとか、さまざまな厄介が、ぼくの人格をねじりあげているのだ。
それらの複合物は、まだまだ現代社会では生きづらい。就職してフルタイムなんて夢の夢。
申請すれば障害者の2級くらいもらえそうな、中程度の症状だが、こんな男にも一つだけこだわりがある。


ぼくは昔から文章が書くのが好きだった。
美文家と呼ばれるその日を目指して、今日もコトバを磨いている。
しかし、文章書けたって、大した金にはならない。
金にならなきゃ、受ける評価は「趣味だよね」。
結局、今の世の中金を稼げなきゃ始まらない。
文章が好きでも、稼げなきゃそれは……


だからこそ、ぼくは社会に溶け込む努力より、コトバを金に変える方の努力を選んだ。


もうコトバで生きてくしかねぇ。
もうコトバで生きてくしかねぇ。
もうコトバで生きてくしかねぇ。


これがぼくが作家になりたいという言葉の意味である。
こんな男が成功するには、もうこのルートしか残されていないのだ。

でも、もし仮にぼくが成功したら、
ぼくのような人間の生き方が、サンプルとしてできあがるのだ。

AI時代。言葉なんて学んだって仕方ないって言われてる時代。
雨の日も風の日も、言葉の素振りを重ねている。
自分のこだわりで埋め尽くされた本を出版する。
楽しんでもらって、それがもっと広がったら、きっと誰かの勇気になると思う。

「山門文治って人、躁鬱で発達障害で、社会不適合者だけど、こうやって楽しく生きてるらしいよ」

と言われるその日まで、ぼくはコトバと向き合い続ける。



恨み節からの同情票を買いたいわけではない。
役員のことはとっくに許してる。これはもうぼくの問題だし、今となってはきっかけをくれたわけだから感謝もしている。

まぁ、飯くらい奢られてやるから、コレ見たら連絡してこいよ!
(たしか年齢10個上くらいだからバレたら怒られるぜwww)

でも、作家はこんなことだって書けちゃう素晴らしい職業なんだ。


だから、金でもいい仕事でもいい。ぼくを応援してほしい。

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