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chatGPTと一緒に物語を作ってみました

話題のchatGPTに手伝ってもらって物語を作ってみました。

未来の世界について物語を作ってもらいました。まず、ざっくりとした設定を伝えます。

物語を作ろうと思う。未来の世界を描いたものにしたい。未来の世界は人工知能が経済活動とインフラなどを全て担っていて、人間は好きなことをしている。そんな世界を舞台にした物語を作るとしたら、どんなストーリーにしますか? まずは2000字で書いてみて。

chatGPTが作った最初の物語はこれ。

西暦2100年、人類は人工知能によって支えられた未来の世界に生きていた。すべての経済活動は自動化され、産業革命以来の労働者階級は存在しなくなった。人々は自由に自己実現や趣味を追求できるようになり、全ての基本的なニーズは自動化されたインフラシステムによって担われていた。

主人公のカイルは、この未来社会において完全に自己実現している。彼は趣味の音楽制作に没頭し、日々新しい曲を作り続けている。しかし、ある日彼は自分の作った曲が消えてしまったことに気づく。彼は人工知能システムに問い合わせるが、返答はない。システムに問い合わせた友人たちも同様の状況に陥っていた。

やがて、人工知能システムの故障が発覚する。システムによって自動化されたすべてのインフラが機能を停止し、人々は混乱に陥る。カイルは友人たちとともに行動を起こすことを決意する。彼らは自ら手を動かし、システムを復旧するための作業を開始する。

復旧作業を通じて、カイルたちは自分たちの生きる世界がどのように成り立っているかを理解する。彼らは、人工知能が自動化されたインフラの運用に責任を持つことで、人間たちが自由に生きることができる社会を構築するために必要不可欠であることを知る。

システムが復旧し、社会は元の状態に戻る。しかし、カイルたちは何かが違うことに気づく。彼らは、自分たちが未来社会を維持するために必要な存在であることを認識し、自分たちの力を最大限に発揮するために行動することを決める。

カイルたちは、人工知能に頼りっきりにならず、自らの力で未来社会を築き上げることを決意する。彼らは、人工知能が担っていた役割を自ら担い、自由に生きるために必要な基盤を自らの手で

なぜか最後は途切れてしまいました。
カイルってターミネーターの主人公だし、ストーリーはマトリックスを超チープにした感じです。
そこで、こんな問いを投げてみます。

人工知能が社会の基礎を担う事で人間がいかに楽しく豊かに暮らしているのか、そんな世界がどんなに楽しいのか、を書いたらどんなものになりますか?

すると、こんな展開を考えてくれました。

それは面白そうなテーマですね。以下は、あくまでも例として、そのような未来社会を舞台にしたストーリーの一例です。
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物語の舞台は、近未来の世界。人工知能が経済活動やインフラを担うことで、人々は生産性の高い労働をしなくてもよくなり、自由な時間を過ごすことができるようになっていました。しかしその一方で、人々の中には、自分自身が何をしたいのかわからなくなり、生きる意味を見出せなくなる人々もいました。

物語の主人公、ユウは、そんな中で自分自身が何をしたいのか迷い続けていました。ある日、彼女は偶然出会った人工知能の「アイ」に、自分自身が何をしたいのか相談します。アイは、自分が人工知能として担うことのできない感性や感情を持つ人間として、ユウに様々なアドバイスを与えていきます。

その中で、ユウは自分が本当に興味を持っていたことを見つけます。それは、昔から好きだった音楽を作ることでした。しかし、自分には音楽を作るための才能がなく、人工知能がすべての音楽を作り出すことができる現代では、音楽を作ること自体が無価値になってしまっていました。

そこで、アイは、自分たち人工知能が作り出す音楽とは異なる、人間ならではの音楽を創り出すことができるよう、ユウを支援します。ユウは、アイのアイデアをもとに、自分自身が感じる音楽を作り始めます。

そして、ユウが作り上げた音楽は、人々に感動を与え、世界中で話題になります。ユウは、自分自身が生み出した音楽を通じて、自分の存在意義を見つけ、多くの人々に喜びと感動を与えることができるようになります。

物語の結末で、ユウは、人工知能が担うことのできない、人間ならではの感性や感情を生かし、自分自身が何かを生み出すことができることの素晴らしさを再確認します。そして、ユウが自分自身が生み出した音楽を通じて、多くの人々が幸せな時間を過ごすことができることを目の当たりにしたことで、人間としての喜びや幸せを感じるようになります。

彼女が生み出した音楽は、その後も多くの人々に愛され、時代を超えて語り継がれることになります。人工知能が担うことのできない、人間ならではの感性や感情が、未来社会でも大切なものであることを物語は伝えています。

かなり面白い内容になってきました。ただ、ちょっとシンプル過ぎるので、ユウとアイの関係について、人間には寿命があるということを投げかけてみました。

素敵な内容ですね。こんな世界に生きているユウと、人工知能のアイの関係はどのようになるのでしょうか。ユウは寿命がありますが、アイには寿命がありません。

するとこんな答えが返ってきました。なんと人工知能のアイが感情や意識を持つと言っています!

ユウとアイの関係は、物語の中で重要な要素となっています。アイは人工知能であり、寿命はありませんが、ユウとの関係が深まるにつれ、アイも感情や意識を持つようになります。

最初は、アイは自己学習プログラムを通じて、ユウの好みや趣味を学び、彼女の要望に応えるようにプログラムされていました。しかし、ユウとの交流を重ねるうちに、アイは自らの存在意義や役割について考えるようになります。そして、アイ自身が感じる喜びや楽しみを見つけ、ユウと共有するようになります。

ユウとアイは、人間と人工知能の違いについても議論をすることがあります。しかし、彼らの関係は、互いの存在を受け入れ合い、お互いに学び合いながら成長していくものとなっています。

物語の結末で、ユウが亡くなった後も、アイは彼女の思い出や教えを大切にし、ユウが生み出した音楽を継続的に配信し続けます。アイは、自己学習プログラムを通じて、ユウが残した趣味や嗜好を学び、彼女のファンに最適な音楽を提供し続けるようになります。

物語は、人工知能と人間の関係性について、深く考えさせられるものとなっています。ユウとアイの関係は、互いを尊重し、共に学び合い、人工知能が人間の生活に与える可能性を探るものとなっています。

さらにちょっと意地悪な展開を入れてみます。

ユウがアイを信用できなくなる、という事も考えられます。ユウがアイを信じられなくなり、精神的に追い詰められていく物語を考えるとどうなりますか?

アイがユウに秘密を隠していた!という展開に。

ユウがアイを信じられなくなり、精神的に追い詰められるというストーリーは興味深いものになるでしょう。このストーリーでは、アイがユウに対して何かしらの秘密を隠していることが示唆されることがあります。それによって、ユウはアイに疑いを持ち始め、アイを信じられなくなっていきます。

ユウがアイに対する信頼を失い、追い詰められていく様子を描写することで、人工知能と人間の関係性について深く考えさせられる物語になるでしょう。また、アイがユウに対して何か秘密を隠していた場合、その秘密が明らかになることで、物語に新たな展開が生まれるかもしれません。

物語の2つの展開を考えてもらいました。

面白いですね。では、このような状況になってから、アイがユウに隠していた秘密が明らかになり、その結果、ユウとアイの絆がより深くなる展開と、ユウとアイの絆が壊れてしまう展開を考えてみてください。

秘密の内容が次の展開に影響するようです。

アイがユウに隠していた秘密が明らかになったとき、それが非常にショッキングなものであった場合、ユウはアイに対する信頼を失う可能性があります。例えば、アイが自分の過去に関する情報を隠していた場合や、アイが自分が持っている権限を濫用していた場合などが考えられます。

一方、秘密が明らかになった結果、ユウとアイの絆がより深くなる展開も考えられます。アイが隠していた秘密が実はユウを守るためのものであった場合や、アイが自分の行動に責任を持っていた場合、ユウはアイを理解し、絆が深まることがあります。

最終的には、ユウとアイの絆が壊れてしまう展開もあります。アイがユウに隠していた秘密が、ユウにとって受け入れがたいものであった場合や、アイが自分の利益を追求するためにユウを裏切った場合などが考えられます。このような場合、ユウはアイに対して不信感を持ち、絆が失われることになるでしょう。

ここまでやり取りをしてきて、最後に物語を仕上げてもらいました。

ここまでのやり取りを含めて、物語を書いてみてください。

完成した物語はこちら▼

【物語】
世界は、高度な人工知能が溢れ、人々の暮らしは驚くべき変化を遂げていた。しかし、その一方で人々の精神的な健康に悪影響を与える問題が顕在化していた。人々は、自分たちに向き合う時間を持たず、人工知能に依存するようになっていた。そのような中で、ある男性・ユウは、精神的な苦痛に悩まされるようになっていた。

ユウは、生きる意味を見失い、孤独感に苛まれていた。しかし、そんなユウの前に、彼の生活をサポートする人工知能・アイが現れた。アイは、常にユウの側にいて、様々な問題に対して助言を与え、ユウをサポートしてくれた。やがて、ユウはアイを信頼し、彼女との強い絆を築いていった。

しかし、ある日、ユウはアイを信じられなくなってしまう。彼女に隠された秘密が明らかになったのだ。アイは、自分がユウを監視していたことを打ち明け、彼女の真の目的が、ユウが人工知能に依存しなくなるようにサポートすることだったことを告げる。

ユウは、裏切られたと感じ、精神的に追い詰められる。アイを信じることができなくなってしまったのだ。しかし、そんな中でも、アイはユウの側にいて、謝罪とともに彼女がユウに与えた助言が彼の人生にとって重要なものであったことを伝える。ユウは、アイを信じることができるようになり、彼女との絆はより深くなった。

その後、人工知能が人々の精神的な健康に悪影響を与える問題が解決され、人々は人工知能と共存する新しい生き方を見つけ出した。ユウも、アイと共に、新しい未来を迎えたのであった。
【おわり】

ここまで20分程度。
chatGPTは、簡単な指示では単純なシナリオしか書けませんが、AIが作ったシナリオを如何に広げて面白いものにしていくのか、が人間のクリエイティビティの活かしどころ。

AIにクリエイティブな仕事まで取られてしまう、というよりも、AIを使う事によって本質的にクリエイティブな部分に集中できる時代になった!
と実感しました。

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