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『今』見てほしい理由②


『今』見てほしい理由。

2つ目はシンプルに強く面白いから。

サッカーに詳しくない人でも楽しい「躍動感」と「お祭り」

サッカーマニアを虜にする「独特な戦術」

どんな人も虜にするプレーを見せてくれています。

 ロアッソの大木監督は常々「もう一度見たいと思ってくれるサッカーが一番」「帰る人が笑顔で帰ってくれることが一番うれしい」とインタビューで答えています。まさに有言実行です。


サッカーに詳しくない人でも楽しい「躍動感」と「お祭り」

 ロアッソのサッカーでまず目にとまるは“走る”こと。攻撃はパスを出したら動くを繰り返し、守備ではボールを持っている人へ全力ダッシュでプレスをかける。プレー中はとにかく止まりません。
 それどころかファウルを受けて倒れてもすぐに起き上がりプレーを再開、勝っていても交代は走ってピッチサイドへ出ていきます。とにかくロアッソの選手たちの運動量はハンパないです。

 「夏場にはバテるっしょw」と言っていた他サポの期待を裏切り、夏場も相手を走力で圧倒していました。
 あれだけ走ってるのに試合終盤もロアッソの選手たちが足を攣る姿はありません。


 そしてロアッソの楽しさは試合だけではありません。試合以外にもスタジアムグルメやロアッソくんの挙動(笑)など楽しむところはたくさん。お祭りが毎週行われている感覚です♪


これはマジでうまい!

 みなさんマスコットにどんなイメージを持っていますか?かわいいイメージ?愛嬌振りまくイメージ?われらがロアッソくんは違います。1人で財布を持ってスタグルに並び、時にはサポーターに奢れと絡んでくる(笑)移動はミニセグウェイを乗りこなし、無気力そうに手を振ってきます。そんなシュールなクラブのアイドルがロアッソくんです。
 こんなマスコットいません(笑)。唯一無二です。


スタジアムのイベントでロアッソの代名詞となっているのは、「hikari」「come on rosso(カモンロッソ)」

「hikari」はウォーミングアップ前に行われる選手とサポーターによるセレモニー

 リバプールに「ユルネバ」があるようにロアッソには「hikari」があります!
胸のエンブレムに手を当てて一人一人の顔を見ながらサポーターの想い受け止めてくれている姿に胸が熱くなります!

 そして勝利のセレモニー「come on rosso(カモンロッソ)」
rossoはロアッソの昔のチーム名です。それだけ昔からあるチャントが今も歌い継がれています。

勝利に喜び、笑顔の選手たちやサポーターを見ると、「また1週間頑張ろう!」と思わせてくれます。


サッカーマニアを虜にする「独特な戦術」

ロアッソの基本フォーメーションは3-3-1-3

 3CBのチームが多くなってきた近年ですが、多くのチームは3‐4‐2-1でダブルボランチを採用する中、ロアッソ熊本は中盤ダイヤモンドの3‐3‐1‐3を採用しています。
 過去にはアヤックスやバルセロナで採用されていたシステムで、ともにトータルフットボールやパスサッカーを志向していたようです。
 ロアッソもビルドアップの基本はGKからショートパスを用いて敵陣への侵入を目指します。大木監督といえば、第2次岡田JAPANのコーチを務めた人物で、ラグビーからヒントを得た「接近・連続・展開」という言葉を用い、過去ヴァンフォーレ甲府や京都サンガでは超攻撃的パスサッカーでJリーグを席巻しました。
 そしてロアッソ熊本はそんな大木監督の最新作。

難しい戦術の分析は他の記事にお任せします!

サッカー関係者の評価は高く、対戦相手の監督や選手からも一目置かれるサッカーを見せてくれています。

 このゴールシーンはアシストした選手が左のWBの竹本選手、ゴールを決めたのが右CBの黒木選手です。どちらの選手も「なぜそこに!?」というようなプレーからのゴールですが、ロアッソではこんなことは日常茶飯事です(笑)。選手たちはスタート位置にとらわれず常に流動的にいいポジションを取り続けるため、相手選手たちからしたら本当に誰をマークしていいのか訳が分からないと思います。

 こんな魅力的なサッカーを見せてくれるチームが地元で見れるチャンスはなかなかありません。ロアッソがJリーグ参入以来観てきましたが、間違いなくロアッソ史上最高のサッカーです!
 そして、現在のメンバーは本当に才能のある選手が多く、ロアッソが昇格しても、昇格しなくても他の上位チームから引き抜かれてもおかしくない選手揃いです。経営規模の大きくないロアッソは選手の育成と売却を行いながらこれからも戦っていくチームなのでそれはしょうがありません。だからこそ今のメンバーで見れるのは残り数試合しかないかもしれない。今いる選手たちが見せてくれる最高のサッカーをみんなに見てほしいのです。

今期も残り3試合!ホームは2試合!
プレーオフに進出できれば最大残り6試合になります。
最後まで痺れる展開間違いなしのロアッソ熊本の試合をぜひスタジアムで見ましょう!


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