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あの日のわたしたち ~浦和レッズ30年~ 7月編

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「あの日のわたしたち」7月編です。 数年前のその日に何があったか、清尾淳が一番印象深い試合をコラムふうに毎日投稿しました。 その日に何を考え、何をしていたか、ファン・サポーター…
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#ベガルタ仙台

7月31日(1993年) 大敗のあとPK勝ち、五分のスタートに希望

 Jリーグ元年。浦和レッズは最初の大会である1stステージを3勝15敗の最下位で終わった。しかも第16節には、ホームの駒場競技場で鹿島アントラーズに敗れ、相手にステージ優勝を決められる、という屈辱も味わった。  前年のナビスコカップ予選リーグ5位、天皇杯ベスト4という成績から考えれば、優勝候補とは言えなくても中位で終わってもおかしくないと思っていた。  主力として獲得した2人のアルゼンチン選手が絶不調、相次ぐ選手のケガなどが不振の直接的な要因だと思われるが、当初は専用の練習場

7月13日(2016年) ユアスタでJ1初勝利、決めたのはやはり興梠

仙台の降格を残念がるレッズサポ  昨季、ベガルタ仙台がJ1リーグで19位になり、J2降格が決まったとき、少し残念がるファン・サポーターもいたのではないか。  仙台のホーム、ユアテックスタジアム仙台は新幹線を利用すれば浦和から2時間半も掛からず、歩く時間も短いので、たとえば静岡県のIAIスタジアム日本平やエコパスタジアムに行くより相当便利だ。  それも大きな要素だが、2015年以降の7シーズンでレッズは仙台に10勝4分けの負けなし、というのもJ1に居て欲しい理由だろう。仙台に