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我が家で毎晩平均3時間の夫婦だけの時間が確保できている理由

よく、私たち夫婦は「仲が良いね」と言ってもらえます。
結婚しても、子どもが生まれても、変わらず良い関係を保てているどころか年々信頼関係が高まって、ますます絆が強くなっている私たちです。
それができている理由はいくつか思いつくのですが、最大の要因はタイトルにもある通り、毎晩平均3時間、夫婦だけの時間が確保できているからです。

子供二人いてそんなことできるの?と驚かれるのですが、できます。というか、私たちはやっています。

この3時間の中で何をしているのか?そしてどうやって確保しているのか?について書いていきたいと思います。

おいしいご飯を二人だけでゆっくり食べる

私たち夫婦は食べることが大好きという共通点があり、料理するのも好きなので、お互いに「あれまた作って~!」とリクエストし合ったりしています。平日のごはんは私が、休日は夫がよく作ってくれます。たまに近所のコスパ最強のおいしいお弁当屋さんで買ったりもしますし、「今日は金曜日!パーッとやろう!」というときはカルディで好きなお酒やおつまみをたんまり買ってきて祝杯(今日が金曜日であるというお祝い笑)をあげることも。

たまーに長男と3人で食べることもありますが、「今日はピザ!」とか「今日はお寿司の出前!」とか特別な時のことが多いです。息子も3人で食べるのは「特別なこと」って認識なので喜んでくれます。

子どもと一緒だと食事がバタバタしがちですが、大人だけだと自分の食事も自分のペースでゆっくり食べられるから幸せです(これが幸せに値するってことは、子どもができて初めて知ったな)。

ひたすらしゃべる

もともと共通の話題が多いほうなのですが、それに子育てが加わったことで日々の出来事とか最近どんなこと考えてるとか、かなりのことをお互いに把握してるし、理解し合っています。そりゃ毎日数時間話してればそうなりますね。食事をしながらですが、我が家の大人だけの食事スタイルとして、最初にお酒のおつまみとか前菜になるようなものを出して、しゃべりながらゆっくり食事も楽しんで、良い時になったらメインとご飯ものを出す、というのが基本になっているので、毎日居酒屋スタイルという感じです。このスタイルだと話も弾みやすいです。

話が盛り上がると日付が変わってしまうことも・・・笑
数か月前に、盛り上がりすぎて朝の5時まで話したことがあって、大学生かよってなったこともありました(もちろん話した内容はあんまり覚えてない笑)

各々やりたいことをやる時間に充てる

しゃべるのはそこそこにして、お互いやりたいことを好きにやったりもしています。私はnoteやインスタを更新したり、本を読んだり、夫もブログをやっているのでそれの執筆をしたり。最近は、曜日を決めて活動する時間に充てることで、一人でやっていると続かないことも、相手がやっているから自分も頑張ろうとなり、お互いに高め合うこともできています。

動画を見たり、本を読んだり

ほとんど毎日喋っていますが、もちろんどっちかが疲れていて話があまり弾まない日もあります。そういう時は、早めにベッドに入ってお互いに好きな動画を見たり本を読んだりして、インプットする時間が長いこともあります。そんなときにも、この動画面白かったよ、とお互いに送り合ったりすることで価値観を共有できている感じがします。隣にいるのにスマホでリンクを送り合うとか現代っぽい・・・などと思いつつ・・・

最初から時間が取れていたわけではなかった

毎晩夫婦の時間を確保できるようになったのは、実はここ2年くらいのこと。付き合った頃から最近まで夫は飲食業だったので、私とは昼夜逆転ですれ違いの生活でした。

長男が2歳になるくらいまでは、私はほぼワンオペ。2年前に夫が飲食業から離れてからは基本毎日家に居てくれるので子供のお世話とかも大人二人でできるのでめちゃくちゃ助かっていますが、すれ違い生活だったころは一日一回LINEするかしないかという感じで、顔を合わせて話す機会もほとんどなかったです。もはや、忙しすぎて当時の記憶がない。

そんな生活を経験しているかこそ、今のこの毎日顔を合わせてゆっくり話せる時間が取れている環境にものすごくありがたみを感じます。

で、なんで3時間も確保できるの??

やっと本題なのですが、なぜ子供2人いて夜に夫婦二人だけの時間が確保できているのか?というと、寝かしつけというものをしていないから
そんなことできるの?と日本人なら驚くと思うのですが、海外、特に欧米だと子供が寝た後は大人の時間、というのは珍しくないです。そんな文化が良いな、と思ったので我が家ではそれを取り入れています。

我が家のナイトルーティン(ざっくり)

19時くらいから子供たちの夜ご飯(最近次男も離乳食が一日2回になってきたので、2人まとめて同じタイミングにしています)。それが終わったら19:30くらいから夫が子供たちをお風呂に入れてくれます。

そして、20時過ぎくらいから長男の寝る前の15分ルーティン。この15分間では、Youtubeを観てもいいし、絵本を読んでもらってもいいし、レゴで遊んだりごっこ遊びをしたり、長男がやりたいと決めたことをする時間です。15分と決めることで、お互いにメリハリを持つことができるし、大人も15分だけ付き合ってあげれば良いと思えるので、「あとどれくらいで終わるんだろう・・・」という謎ストレスもなく「15分経ったからもう寝るんだよ」とできるから楽です。15分だけ、というルール決めも子供と一緒にやったので本人も納得してくれています。

あとはおやすみ~と言って部屋のドアを閉めるだけ

15分一緒に遊んだ後は、家族全員でギューして、また明日ね、と言って部屋のドアを閉めるだけ。そのあとは21時くらいから「大人の時間」です。そして、基本、子どもたちだけで寝ています。次男が生まれる前まで、長男は毎日一人で寝ていました。大人は、大人の寝室で二人で。次男が生まれてからは、夜間授乳があるので次男は私と、長男は夫と寝ていましたが、最近6か月を過ぎて前ほど夜中に起きなくなってきたので、子供部屋で長男は布団で、次男はベビーベッドで寝かせるようになりました。

次男は寝る前のひと泣きがあることもありますが、しばらく抱っこしたら寝るし、お兄ちゃんも積極的に寝かしつけトントンしたり、オルゴールを鳴らしたりしてくれます。やっぱり兄弟だから安心するのか、スイッチが入ると二人そろってスヤスヤ寝ちゃうから可愛い。お互いの寝息が聞こえるのも安心するのかもしれません。

子供部屋のススメ

これが叶うのは、子供部屋を作っているから。長男が生まれた当初から、2LDKの我が家のうち一部屋を子供部屋にしました。子供はそこで遊んでそこで寝る、もう一部屋は大人の寝室。という風に分けることで、大人の空間と子供の空間を作ることができています。我が家では、大人と子供を一緒にせずにしっかり分けているので、そうした考えもこの部屋割りに反映されているのかもしれません。もちろん、子どもたち一人ひとりを一人の人間として見てあげて、尊重していますが、「今からは大人の時間だからもう寝るんだよ」と長男に伝えたりしています。

寝かしつけフリーまでの道のり

そうは言っても、最初からいきなり「おやすみ~」と言うだけで一人で寝てくれるようになったわけではありません。長男が一人で子供部屋で寝るようになったのは、生後6か月くらいから。その頃から寝かしつけフリーの生活を視野に入れて、いわゆる「ねんトレ」を始めました。最初はうまくいかないこともありましたが、半年間くらいかけてゆっくり進めていった結果、1歳になる前くらいには今のようなルーティンで「おやすみ~」と言って一人にするだけで勝手に寝るようになりました。

この辺の具体的なやり方の話については、こちらの記事で書いています。

夫婦だけの時間を毎日確保する=メリットしかない

ほんとにメリットしかないです。忙しい一日の終わりに、ホッと大人だけのひと時を過ごせるのも良いし、個人的には一人でゆっくりお風呂に入れるのも最高です。一日の終わりに自分の時間を持てることで、ストレスも確実に減っていると思います。

何よりのメリットは、夫婦で話す時間が多いこと。これもよく二人で話すのですが、日本人家庭は忙しすぎて、夫婦二人だけで話す時間がほとんど取れていないんじゃないかということ。これって案外深刻な事態なのでは、と個人的には思います。

話す時間がないということは、お互い日々何をやっているのかも、子どもの成長も、何を考えているのかも、よく分からないままとりあえず一つ屋根の下で暮らしてるということになると思うのですが、それで夫婦仲を確実に保てる保証ってないんじゃないかと。夫婦は所詮他人ですから、仲を維持する努力のようなものも絶対に必要。という中で、お互いのコミュニケーションが疎かになってしまっては、一緒に過ごしている時間は一緒でも、心がすれ違ってしまうのではないでしょうか。

私たち夫婦は、仲が良いから毎日話ができるというよりは、毎日話しているから仲の良さを保てているのではないかと思っています。最近では奥さんが旦那さんに不満を抱いてるとか、子育てや家事を全然してくれないとか、そういう大きな悩みも、最初は小さなすれ違いから始まってだんだん大きくなって行っちゃうんじゃないかなと。

すれ違いすぎてもう心が通じ合わなくなってからは遅いです。もっと多くの日本人が、子どもとの時間だけでなく、夫婦二人だけの時間も大事にするようになって、この何が起こるかわからない不安定な時代も夫婦の絆、家族の絆で乗り切って行けたらよいのにな、と期待するばかりです。

sayu






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