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料理の苦手な人へ。「作り置き」のすゝめ【2020/09/07】

また日記を書いていこうと思う。
理由は、アウトプットの必要性を感じたから。

8月はついに一度も日記を書かずに終わってしまった。
息子氏の幼稚園が夏休みでそれどころではなかった、というのも日記を書けなかった理由のひとつ。
期間が短縮されたとはいえ、夏休みは夏休み。
息子氏と1対1で向き合い続ける、なかなかハードな1ヶ月だった。

9月からは幼稚園も再開された。
息子氏を幼稚園へ送ったあと、14時まではわたしの時間だ。
好きなことを存分にやるぞ!と思っていたのだが、なかなか思うようには事が進まず。
かつてのアグレッシブにガンガン攻めの姿勢でいく若さが、急激に失われてきているように感じる日々。

だって、最近ハマっているのが「整える」ということなのだ。
急にびっくりするくらい、安定志向になってしまったのである。
生活を整えることで、心も整えられる。
自己啓発本に載っていそうな文だが、まさにそれを実感している。

最近はその一環で料理の「作り置き」をはじめたのだが、かなり快適だ。
そもそも、わたしは料理が大の苦手である。
今まで、息子氏が帰ってきてからの夕方のバタバタしている時間帯に夕飯の準備をしていたが、わたしには難しく、非常にストレスだった。
しかしどうだろう。
作り置きならば、好きなとき、気が向いたときに料理が出来る。
そして食事のときは、冷蔵庫から出して温めてお皿に盛るだけ。

『なんて楽ちんなんだ!』

「作り置き」と聞くとつい「料理の出来る人のすることなのでは?」と身構えてしまっていたが、実は日常を楽をするにはこの方法がぴったりということに気がついた。
今では料理が苦手な人にこそ、作り置きをオススメしたいと思うようになった。

ただ、メリットがあればデメリットもある。

作り置きにはある程度まとまった時間が必要となるため、外で働いているとなかなか難しい側面もあると思う。
わたしは今専業主婦なので、だから作り置きが可能なのかもしれない。
1週間分の料理を一気に作るのは、どんなに手際よく料理しても2~3時間、いや、もっとかかってしまうと思う。
品数にもよると思うけれど、やはり作り置きという行為に慣れるまでは、かなり時間がかかってしまう。
わたしは昨日、2時間で4品しか出来なかった。
途中、テレビ(競馬)を見ながらだったので、余計に時間がかかったのだ。

でも、わたしの場合はそれでいいかもしれないと思い始めている。
テキパキと料理をこなしていくのは、恐らくわたしの性格上、無理なのではないだろうか。
時間のとれるときに、自分のペースで作り置きをする。
ゆったりと料理をする。
そのことが、とても楽しいと感じる最近なのである。

思えば、料理には常に追われていたように思う。
必要に迫られて、食事の時間だから料理をしなければと思い、いつも台所に立っていた。
そんなようでは、心も追い詰められてしまう。
料理が嫌いになっても仕方がないと、今では感じる。

作り置きをするようになって、はじめて料理が楽しいと心から思えている。
主婦10年目にして、ようやく見つけた自分のスタイル。
これからも進化させるために挑戦しつつ、だんだんと整えていきたい。



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