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地域で学校を支える

ちょっと久しぶりになってしまいました。
秋は学校の行事が増えますね。
コロナが一旦落ち着いて、少しずつ行事が行える環境になっていることに喜びがあります。
まだ油断はできないし、コロナ前みたいに、まではいかないけれど、今ある状況の中で最善を判断し、進めてくれている学校には感謝です。

PTA会長として、コミュニティ・スクール(地域運営学校)(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/community/)の運営協議会というものに参加をしています。
地域の町会長さんや、OBの方など10名ほどと、校長先生と一緒に、学校活動を支えるという役割です。
お仕事を退職された方、子どもがもう成人になった方、そんな年代の方たちです。

平日の昼間に、月1回開催されていますが、コロナもありこれまで開催は4回。
私は今年度初めて参加をしたので、この会議の目的など、正直よく分からないまま進んできました。
他の委員の方は多分何年か担当されてる感じではあります。

基本的には学校の様子を聞きながら、情報を共有して終わるのですが、
時々会長さんが議題を持ってきてくれて、少し議論があったりします。

しかし昨日は、「今後のコミュニティスクールとしてのこの会議のあり方、どういうことができるといいのか、をこれからの会議で話し合っていきたい」と提案がありました。

地域で学校を支える

みんなの学校という映画をご存知でしょうか。(http://minna-movie.jp/index.php)

私は本で読んでいて、その後木村先生の記事や講演をいくつも見てきました。
そこで印象に残っているのは「地域住民は土、教員は風」という言葉。
教員は赴任期間があり、それが終わると悲しいかな、学校から去ってしまいます。
だから、学校がどうあって欲しいかは地域住民が考えて、地域で作っていくことが大事なんだ、と私は理解しました。

校長先生のあり方で学校のあり方が変わります。
でも公立学校は地域の学校です。地域で、自分たちの子どもたちがどんな環境で育って欲しいのか、それは学校任せではなく、私たち地域の人たちが考えていけるといいなと思います。

地域行事の大切さ

先日の会議の中で、会長さんが持ってきてくれた話題が、「地方では、祭りでいろんな子供が主役になれた。例えばいわゆる不良は、祭りでヒーローになる。そういう多様性を大事にできるといいなと思うが、なかなか都会では難しい」と。

私も、子どもが、学校生活の中で、勉強は苦手だけど走るのが得意、歌が得意、絵が得意、など、いろんな場面でそれぞれが輝ける場があるといいなという願いがあります。
加えて、いろんな立場の人が、その子らしさやその子の在り方を愛でる、そういう機会がたくさんあり、いろんな角度から愛でられると子どもの自信に繋がるなと気づきました。

地域の年配の方と私自身も交流する機会が少ないのですが、こうやって話をしていると、地域の方が子どもを見守る深い思いに触れることができるので、私の視点が広がるなぁと思います。


PTA会長って役得だなーと思います。
もちろんいろいろ関わることで大変な面もありますが、得られるものも多い。
見えない財産が積もっていっている、そんな感覚です。

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