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【毎日note375日目】今さらながら…。

今年に入ってから読んだ本…。

例えば、オードリー若林さんの、日本の新自由主義の格差と分断に疲れ、日本とは正反対の社会主義のキューバへ癒されるつもりで出向く紀行文『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』(文春文庫)だったり…。

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コロナ禍の今こそ読んでほしいと、著者の物江潤さんから献本を頂いた、「明確な掟が少ない」日本では、空気という曖昧な掟が、色んなことを何となく決めていく悲劇やメリットが綴られている『空気が支配する国 』(新潮新書)だったり…。

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今年に入ってから、これらの本を読んだことも相まって「世の中のことを勉強せな!!!」モードに少しばかり入りかけています…。

たぶんコロナや政治のニュースを見て、不安やイライラが募ることが増えたことも大分原因ではありますが…( ̄▽ ̄;)💦


いや。私は今年、34歳。勉強するにはもっと若い頃からした方が良いに決まっているのですが…。

世の中で「なんかモヤモヤするな?」と感じることの原因となっているであろうことも、歴史や経済を知れば、答えが浮かび上がってきたりする事実を実感し、「マジ勉強しなきゃ…😇😇😇」と思うに至ったわけです。

遅すぎなんですけど。


私が普段読む小説やマンガだって、宗教やら歴史やら古典やら文学を知っていたら、元ネタが分かってもっと楽しいんやろな! という瞬間はこれまで何度も経験しました。

知っていたらもっと奥深い書評が書けるのに…と悔しく思ったことも、恥ずかしながら何度もあります。


それに、ずっと「何で勉強せんとあかんねやろ?」と思い続けてきたのですが、勉強しないと、他者を無自覚に傷つけてしまうことも多いんだな…ということも、今になってから分かりつつあります。

傷つけたことにも気づかないなんて、怖い話です。

多様な視点や価値観を知ることで、それは、少しは避けられる。


そして、世の中の仕組みを知ることで、無駄に煽られたり、傷つくこともやっぱり減るのだなとも思います。


幅広く色んなことを学ぶのは難しいかもしれないけれど、まずは興味を持ったことからどんどん吸収していこうと思います。

オードリーの若林さんは、めちゃくちゃ勉強家で、一年前から東大の大学院生を家庭教師に雇い、ニュースを解説してもらったり、格差社会やブラック企業について教わっているそうです(°Д°)


でも、そこまでしてでも、学ぶ意義は十分にあるんですよね。

収入も上がるし(←ボソッ)、自信はつくし、恐れや不安も減るし、深い文章が書けるし、何よりきっと楽しいはずですからね…。


今年は去年よりたくさんの本を読んで、より多角的に物事を見る視点を養えるように意識したいと思った今日この頃でした。



さゆ



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