【毎日note441日目】「いいね」を気にしない人間に生まれたかった。
前から薄々気づいていたのですが、私は自己顕示欲がとても強めです。
Twitterのアカウントは3つ、Instagramは2つ、アメブロにnote、Facebook…はほとんど更新していないけどやっています。
いつも何かしらネットを更新していたくて、「いいね」がもらえてようやく安心する…。逆に無反応だと不安になる…なんて現象が、馬鹿馬鹿しいのですが、よくあります。
逆に夫は、一切のSNSをやらない人です。私からすると「すごい! それでどうやって生きていけるの…?😱😱😱」という感じなのですが、夫はSNSを頻繁に更新する人間の方が、逆に不思議で仕方がないようです。
夫は、「承認欲求」という、私がこれまた死ぬほど悩まされているものが、あまりないように見えます。
顔もよく知らない不特定多数の人に「いいね」をもらってどうするの…? 大切な人や友達に認めてもらえたら、それでもう充分ではないか? と言っておりました。
ーーーその通り。本当にその通りなのですが、夫よ。そもそも妻は友達がほとんどいない。( ̄▽ ̄;)
夫以外の話し相手がいないので、思ったことは軽率にネットに垂れ流した挙句、後で「やべぇ書きすぎた…」と後悔することがよくあります。
あと、SNSも、薄くですが人間関係が構築されていくので、恐らく自分の軽率な発言がきっかけで、いつもリプライをくださっていた方から知らぬ間にブロックされていることも度々あり、それでまた落ち込んだりもして、SNSで孤独感が埋まることはあんまりないなあ…と思います。
比較や嫉妬の感情も、ものすごく巻き起こるし、実際私がいつも見ているアカウントは、嫉妬の感情が起こらない猫ちゃん関係ばかりになりつつあります…。
私にとってのSNS、悪いことばかりやん!!!
ではなぜあなたはそんなにネットに依存してるの?
…と問われれば、それはたぶん、ライターとして初めて正当な報酬をもらった場所がWebだったからです。
そしてまだ、Web上でも、ほとんど書いたことないけれど、紙の上でも文章を書くことをあきらめていないから。
ネットはとても自由で可能性に満ち溢れた世界でもあって、仕事ではなくても、何かしら書き綴っていれば、誰かが反応してくれることがあるんです。
面白ければお金を頂いて「仕事」として文章を書けるチャンスにも恵まれるし、Web上でコンテストなんかもたくさん開催されています。
醜い嫉妬の感情もたくさん巻き起こる場所だけれど、逆に言えば書き手としてのチャンスが誰にでも平等に満ちあふれている場所でもある。
バズれば一瞬だけれど、たくさんの人に文章が読んでもらえる。
電子書籍で本を出すこともできるし、ここnoteで文章を売ることだってできる。
悲しいほどに承認欲求が強くて、できれば「そっち側(※売れてるライター側)」に行きたくてたまらなくて、あと単純に文章を書くことが楽しくて、それを読んでもらえることが幸せでたまらない私は、やっぱりネットの世界に恩恵を受けている部分もたくさんあるのだろうなと思います。
でも「いいね」の数で何かが変わることはあんまりないような気がするし、誰かから賛同を得られなかったことで自分自身の「この考え方は大切にしたいな」と思った感情が揺らぐなんて、本当に馬鹿みたいだし、ネット上で色々綴るのは良いけれど、それが上辺だけにならないように、ネットの外で深く熟考する時間は大切に大切にした方が良いなとは思います。
出来るなら「いいね」なんて気にしない人間でいたいのが本当のところです。
賛同をたくさん得て、何が嬉しいんだ? って思います。
高知に住んでいるのに、わざわざ東京や関西の友達が夫に会うために遊びに来ているのを見ると、私にはそんな友達がいないし、そんな人間関係も築けなかったから、とてもうらやましいし、尊敬するし、そっちの幸せが欲しかったなと感じることもあります。
少数の大切な人に、大切な気持ちを打ち明けて、それを尊重してもらえて、長く人間関係が続くことってすごく素敵だなと思いました。
自分とは全然違う人間だから、惹かれたところもあるのかもしれません。
夫妻でいいねの数を気にしまくってTwitterに没頭してたらそれはそれで恐ろしいですしね。(笑)
いつかネットの外でも文章を書ける日を目標として、私は結局、今日も今日とてSNSに軽率に何かをつぶやき続けます。
さゆ
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