今日の夕飯は選択肢が3つ。
こんばんは。さゆです。
突然ですが、私の母は、とても料理上手な人です。毎日「今日は誰の誕生日パーティなん!?」というくらい色とりどりのご飯がテーブルに並ぶのはもちろんのこと、顆粒だしを使っているのも見たことがないし、インスタントラーメンや冷凍食品が食卓に上がる...なんてことはなかったと思います。
私は今まで、何度母の料理を自分が作ったものとして、Instagramにアップしようとしたかわかりません。(バレンタインは自分が作ったものとして男子に配り、倍返しのお返しをもらっていた)
しかしながら、そんな母親がいるにも関わらず、私は料理が発狂するレベルで苦手です。
冷凍食品は大好きだし、インスタントラーメンもストックを決して切らさないように買い置きしてるし、外食も好きです。
ただ、実家を出て東京で暮らしていた時に、「ほぼ外食かスーパーのお弁当だけで暮らす」という壮大な人体実験をしてみたところ、体調は目に見えて悪化、風邪を引きやすく、髪はパサパサに、精神はますます不調に...という悪循環に見舞われました。
食の大切さをひしひしと感じた実りの多い実験でした。
それゆえ、結婚してからは特に、
これは!! 飯を!! 簡単なものでもよいから!! 作らねば!!!
...と思うに至った私は、重い腰をあげ、電子レンジで作れる料理家の山本ゆりさんのレシピ本を片手に、「なんちゃって自炊」をする日々です。
レシピは無限ピーマン(←レンチンして醤油入れるだけ)とか、無限ピーマンとか、あと無限ピーマンとかですが、それですら仕事が忙しくなると、作るのが億劫になってしまいます。
そんなわけで、本格的に料理が嫌になってきたある日、私は夫の帰宅直前、リビングのカーペットに以下のものをそっと置いておきました。
...日々ポストに投函される広告。
ふだんはすぐ古紙回収行きですが、これらは絶対に必要となる日が近いうちにくるだろうと、できる主婦の私はちゃんと保管しておいたのです。
寿司かピザか。はたまた釜飯か。究極の3択です。
結果、「本日はご飯を作る気がゼロです」という言葉を発することなく、その日の晩、私は寿司とピザ両方を食べることができたのでした...!
この方法は、ご飯が作りたくない時に中々おすすめかもしれません。(というか普通に言えば良いですね)
うちは、夫も時々ご飯を作ってくれるのですが、なぜか、大体の料理に焼肉のタレが使われていたり、お味噌汁を出汁なしで作ったり、中々ワイルドなご飯が出てくるのが少しばかり気になります。
しかし、私の料理も本当に大概で、先日Twitterにアップしたこの写真を見たらしき母は、電話口で絶句しておりました。
「このネギまみれの物体はなに!?」...と。(※豚丼です)
子供の頃、大人になれば、大概のことは出来るようになるかと思っていたのですが、努力しないとできるようにはならないし、そもそも努力自体が苦痛なこともあるし、苦痛だと人はやらないし、じゃああなたは何が得意なの!? と問われれば、特に何も得意じゃないし、生きてるだけで人って偉くない? と、わりと真面目な顔して思う私なのでした。
...下手な料理を堂々とTwitterに投下して、褒められようとしている強メンタルなところが、私の長所かもしれません。
ああ、今日も悪夢の夕飯作りの時間が近づいてきた模様です...。
さゆ
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